教授

岡田 哲

オカダ サトシ

専門分野
日本文学、日本近世文学
本学就任
1986年04月01日
担当教科
日本文学演習1(4)、日本文学基礎演習、日本文学演習2(4)、日本文学演習3(4)、日本文学演習4(4)、表現文化論1A、表現文化論1B、日本文学概説1、日本文学概説2、日本時代文学史1、日本時代文学史、日本時代文学史2、卒業論文

著書・論文紹介

近世文学史上の作品間の影響関係で、実録物は公刊された作品群へ題材を提供する供給元という関係で捉えるのが通常の見方である。しかしながら本発表で提示・分析を加えた実録物と京伝の合巻との関係は逆の過程をとる、きわめて珍しい例である。両者の本文を検討をすることで、この珍しいケースであることを確認をし、ついで刊行された草草紙から生まれた写本形式の実録物の特徴を論じた。

平成24年に『金春月報』に連載した小稿に訂正加筆を施し、論文形式にまとめなおしをしたもの。俳諧の原義と、底流にある「可笑味」「滑稽」を念頭において、謡曲摂取の種々相を、貞門・談林(西山宗因・井原西鶴)・松尾芭蕉・与謝蕪村それぞれの句作方法の特徴と合わせて論じた。加えて俳諧以外の領域(近世笑話・近世狂歌)も取り上げて俳諧及び謡曲の影響も論述した。

明治期の円朝速記本が出現する以前に、同形態で写本として流布した講談物の台本。元は講談師あるいはその弟子の練習用に用意されたものだが、本書には実際に高座に掛けた雰囲気があり、前記の台本を元に新たに作成されて配付されたものと思われる。掲載雑誌前号の(上)をうけて、標記作の後半部分の翻刻を施した。

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教授からのメッセージ

文学研究は、《創造的読解行為》です。

  部屋に入ったAは驚いた。青い壁、青い床、青いカーテン、青い机。

  そしてひときわ目引いたのは、青い籠の中の鳥であった。

  「確か宝物の在り処のヒントは、白だった…そうか、これだ」

  Aは、ある物を指さした。

これが〈読解〉できれば、作品の《創造》も可能です。

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