神道文化学部 在学生インタビュー(29)

2015年12月18日更新

神道文化学部での学生生活、それは私にとって「青春時代」の再来でした

神道文化学部のフレックスA(夜間主)。
昼間お勤めの社会人の皆さんが、生き生きと学んでいます。
そんな社会人学生の声をお届けしましょう。

根岸さん
フレックスA(夜間主)4年

―入学の動機を教えてください。

「私はデザイン系の仕事に従事しています。昔から神社にお詣りするのが大好きでした。「神道をもっと知りたい、学びたい」「神道を、系統的・体系的に学びたい」、そんな思いから、神道文化学部の社会人入試にチャレンジしたのです」

観月祭アルバム編集会議で

―大学での学修はいかがでしたか?

「1年次、導入科目の「神道文化基礎演習」を受講しました。中山郁先生のご指導によるグループワークがとても楽しかったです。グループの仲間たちと、すぐに仲良くなりました。同じく1年次、武田秀章先生の『古事記』講読もエンジョイしました。『古事記』の神々のやんちゃな物語、天然の破天荒ストーリーを満喫しました。何よりも『古事記』の原文そのもの持つ力が、強く胸に刻まれました」

「3年次からの専門演習では、笹生先生のゼミで「狛犬の研究」に従事しています。境内に飄々と佇む狛犬の風情に、かねてから魅了されてきました。そのデザインとキャラクターの多様性も驚くばかりです。狛犬の魅力を伝える論文を、ぜひともまとめたいものと願っています」

―根岸さんは観月祭の常連ですね。

「先般、10月17日の観月祭が、大学生活最後の観月祭となりました。近年の観月祭のレベルアップ、技量の向上は驚くばかりです。裏方の体制とチームワークも、どんどんブラッシュアップされています。「観月祭は、凄い勢いで進化し続けている」 そう心から実感しました。若い人たちの伸びしろの大きさに、只々圧倒される思いです」

観月祭の稽古で

―根岸さんは、「観月祭アルバム」作成チームのリーダーです。

「昨年、3年次の観月祭で、はじめての「観月祭アルバム」を作成しました。観月祭の仲間に記念のアルバムを贈りたい、との一心で編集したものです。限定100部で、あっという間になくなってしまいました。目下、武田学部長のご下命をうけ、今年度版の観月祭アルバムを作っています。このたびは、一般に向けた広報用リーフレットとしての仕上がりを目指し、間近に迫った締切に追われつつ、四苦八苦で編集に励んでいます。観月祭に寄せる皆の切実な思い。その思いが宿るアルバムを上梓したいものと心から願っています」

観月祭で

―もう少しで卒業です。大学生活はいかがでしたか。

「神道文化学部での学生生活。それは私にとって「青春時代」の再来でした。神道文化学部では、世代や性別をこえ、夜間主・昼間主の別をこえ、神職子女・一般子女の別もこえて、学部全体で分け隔てなく交流し、共々に四季折々の年中行事を担っています。その絆の強さ!チームワークの素晴らしさ!学生の皆さんの若々しさ、瑞々しさに触れて、おかげさまで私もすっかり若返りました。そんな大学生活ももうすぐお終いです。実に名残惜しく、後ろ髪をひかれる思いです。私の「第二の青春」の総仕上げとして、観月祭アルバム作成に全力を注ぎたいと願っています」

観月祭アルバム

武田秀章学部長より

根岸さんは、アート系・デザイン系の仕事に従事するプロフェッショナルです。
入学以来、観月祭で活躍し、とりわけ昨年は、仲間たちと共に、限定100部の見事な「観月祭アルバム」を作ってくれました。
「今年も、ぜひ素晴らしいアルバムを作ってください」
観月祭終了後、私は学部長として根岸さんにそうお願いしました。
目下、根岸さんはじめ広報チームの学生諸君は、アルバム作成に懸命に取り組んでいます。
先週、その試作品が出来上がりました。期待に違わぬ素晴らしい出来映えです。
先日、その試作品を富山の院友神職会に持参して披露しました。富山の皆さんは、口々に「ぜひ完成品を早く見たい」とおっしゃっていました。
今年の「観月祭アルバム」。それは根岸さんの「第2の青春」謳歌の記念碑的アルバムともなることでしょう。
教員・学生一同、アルバム完成を心待ちにしてるところです。

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