神道文化学部 在学生インタビュー(27)

2015年12月15日更新

國學院は「祭りの大学」!

高島さん
フレックスB(昼間主)4年

私は兵庫県の社家の次男です。
物心ついたときから祖父や父のうしろ姿を見て育ってきました。
「将来は神職になりたい!」 この思いから、神道文化学部への入学を決意したのです。
わが学部には、全国から神職子女が集います。
ここで生涯の仲間と出会えました。
様々な思い出は到底語り尽くせません。

若木祭の神輿渡御で

神道文化学部では、神社や神道に関する講義を多く受講することができます。
実際に神社で御奉仕をされている先生も少なくありません。
実践的で臨場感のある講義や演習によって、将来神職となるための心構えやスキルがしっかりと身に付きます。

1年次、武田秀章先生の『古事記』講読。
自分の故郷、瀬戸内海の島々が、伊邪那岐命・伊邪那美命の生みの子として誕生する伝えを聞いた時の驚きは、今でも忘れられません。

サークル活動では、若木睦の六代目会長を務めています。
若木睦は若木祭での神輿渡御を担うサークルです。

当日は、神殿の神さまをお迎えして、渋谷の街を練り歩きます。大学に戻って来た時の、あの高揚感と達成感!
学生の力を結集した、この学部ならではの盛大な神賑行事です。

さらに私は、東北でのボランティア活動、全国各地の祭礼への参加などを通して、行く先々で、お祭りを支える人々との触れ合いを重ねてきました。
日本が「祭りの国」である所以を、心から実感した次第です。
こうした経験も、私にとってのかけがえのない宝物となりました。

先般、おかげさまで都内の神社への奉職内定をいただきました。
学部での学修、さまざまな経験を活かし、これからの神社界に少しでも貢献できるように努力していきたいと願っています。

武田秀章学部長より

高島さんのメッセージにある通り、本学は「祭りの大学」です。
神道大学ならではの、四季折々の神祭りと行事…
その中でも、若木祭の神輿渡御は、本学学生の心意気が漲る盛大な神賑行事です。
本年もまた、学生諸君の心をひとつにした役割分担のもと、本学のお神輿が渋谷の街を賑やかに練り歩きました。
高島さんはお神輿サークル「若木睦」の代表として、今回の神輿渡御を見事に仕切りました。
還御祭ののち、高島さんは次のように挨拶しました。
「このたびの神輿渡御は、私の学生生活の総決算でした。それが、皆さんの協力を得て、かくも盛大に行われました、感謝感激の極みです!」

都内の神社に奉職が内定した高島さん。
生粋の江戸神輿の伝統を、しっかりと担っていってください。

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