図書館の歴史

2020年4月3日更新

  大学略史(図書館関係) 図書館史
明治15(1882)年 飯田町に皇典講究所が開黌される 7坪程度の「文庫」建設さる。神道事務局からの蔵書数百部を引き継ぐ。
11月4日
明治23(1890)年 皇典講究所内に國學院設立 「文庫」を講堂裏に移転。8畳3間続きの約28坪の長屋の中央に炉を切り、閲覧室とする。書籍は図書係の書記が土蔵から出納。
11月22日
明治31(1898)年3月        和漢洋書合わせて3,373部、9,848冊を所蔵する。
明治34(1901)年ころ   図書係、講師稲村真里が図書目録の改訂、索引の編纂に着手する。
明治35(1902)年 大講堂以外の建物を焼失 この火災で多くの書籍を焼失。官国幣社、篤志家、在学生、神職講習会生徒等から図書の寄贈をうけ復旧される。
5月26日
明治39(1906)年 火災のため建物の一部を焼失 この火災では書籍の焼失をまぬがれた。
5月9日
明治39(1906)年 私立國學院大學と改称  
6月12日
明治39(1906)年 院友会による、私立國學院大學の規模拡張、積弊一掃、教育振興、事務機構刷新にかかわる建議書提出さる。 この建議書の中に、「書庫ノ建築ヲ急ギ、図書及ビ図書閲覧室ノ整理拡張ヲ図ル事」という一項があった。
7月3日
明治40(1907)年1月   講師藤岡継平を図書主務に委嘱して図書の整理に当たる。
明治41(1908)年4月 事業拡張計画成る 事業拡張計画に伴い、本館を新築すると共に図書室を付設整備することとなった。
明治41(1908)年 矢田鉄三との間で校舎建築契約締結 その契約中に、「國學院大學書庫 煉瓦造2階建1棟 建坪17坪」と「國學院大學閲覧室 木造平屋建1棟 建坪28坪」という項がある。
7月25日
明治42(1909)年5月 新築本館内に図書閲覧室を設置(初めて図書館の名称を用いる) 図書閲覧規程を改正して、図書館仮規則を定める。(本学における最初の図書館規則である)
大正7(1918)年 第3回拡張委員会にて拡張事業決定さる 決定事項の第五に「図書蒐集及文庫閲覧室建設」と記されている
10月28日
大正10(1921)年4月     理事会において図書館の建設を決議 寄付による図書館建築を計画。根津嘉一郎翁から3万円の寄付を受ける。
大正12(1923)年        講師澤田章を図書館主任に委嘱し、図書館建築の準備に取り掛かる。
大正13(1924)年 新校舎落成  この頃校旗・校歌・襟章制定  
11月25日
大正15(1926)年3月   澤田主任による図書整理の結果発表。
大正15(1926)年   図書館地鎮祭行われる。
7月2日
大正15(1926)年   図書館上棟式挙行
9月10日
昭和2(1927)年1月 皇典講究所規則の一部を改正 第三十五条「國學院大學ニ付属図書館ヲ設ケ左ノ職員ヲ置ク、館長一名、司書二名、書記若干名」第三十六条「館長ハ学長ノ命ヲ受ケ図書館ノ事務ヲ掌理ス、司書ハ館長ノ命ヲ受ケ図書ノ整理及閲覧ニ関スル事務ニ従事ス、書記ハ上職ノ指揮ヲ受ケ館務ニ従事ス」
昭和2(1927)年   図書館(根津嘉一郎記念)開館式挙行
5月23日
昭和5(1930)年 第二期拡張事業計画発表 付属図書館の充実がうたわれている。
7月20日
昭和10(1935)年11月    理事会において第二次拡張計画の改定が承認される 拡充事業の中に、「図書館増築並図書蒐集」があげられている。
昭和20(1945)年 皇典講究所解散に伴う資産明細書公表 建物の部に、「図書館閲覧室・木造平屋 書庫・鉄筋コンクリート四階書庫」とある。
12月31日
昭和23(1948)年 目白学園を合併調印  
9月30日
昭和29(1954)年8月   理事会において図書館新築の議を決定  
昭和30(1955)年3月  図書館第一期工事着工  
昭和31(1956)年5月   第一期工事完成 地下1階、地上4階、書庫部6階、総建坪588坪
昭和34(1959)年   第二期工事着手 旧図書館を常磐松校地(元李▲公邸跡)に移転し、根津記念館と称した。  ※▲は、金へんに禺
昭和35(1960)5月 第二期工事完成 総坪数967坪
昭和35(1960)年 落成披露挙行。新図書館開館に際しては、ロックフェラー財団人文科学部長チャールズ・バートン・ファーズ博士と東京大学岸本英夫博士との斡旋により、ロックフェラー財団から多額の資金援助を受けた。  
11月9日
昭和38年(1963) 理事会に於て事務局規程が改正される 第六条に「図書館には司書、司書補を置く。」とある。
4月15日
昭和38(1963)年 評議員会において根津記念館の解体を決定  
10月17日
昭和39(1964)年 本学初の名誉博士号が米国駐日文化公使チャールズ・バートン・ファーズ博士に贈られる 贈呈理由の中に「図書館近代化のための諸経費に対してとられた功労」が上げられている。
11月4日
昭和52(1977)年4月   理事会において図書館に副館長の設置が決定さる 『図書館規程』の改正に着手。
昭和53(1978)年3月 図書館委員会において『図書館規程改正案』承認さる  
昭和53(1978)年 理事会において新『図書館規程』承認さる  
5月22日
昭和53(1978)年   新『図書館規程』に基づく副館長制度発足
6月1日
昭和54(1979)年4月 理事会において図書館収蔵庫の建設を決定 収蔵庫 鉄筋コンクリート造1階・地上3階、建築面積322平米、延床面積1,290平米。50万冊収容可能。
昭和54(1979)年 常磐松校地にて地鎮祭を執行す
8月6日
昭和55(1980)年 竣功・清祓式を行う
4月7日
昭和60(1985)年4月 新石川校舎オープン 新石川校舎図書室にコンピュータ業務システム導入
平成元(1989)年3月   『國學院大學図書館紀要』創刊
平成2(1990)年4月 たまプラーザキャンパスオープン たまプラーザキャンパス図書館で新システム「ILAS」稼動
平成11(1999)年4月   図書館システム「言霊」稼動
平成14(2002)年4月 神道文化学部開設に伴い収蔵庫1階を研究室に改装 図書館収蔵庫を常磐松4号館と改称
平成16(2004)年5月   法学部研究室移設のため、常磐松4号館収蔵の洋書をたまプラーザキャンパスに移送
平成16(2004)年7月   両キャンパスのシステムを統合
平成18(2006)年4月   新図書館システム「K-aiser」稼動
平成18(2006)年7月 常磐松4号館(図書館収蔵庫)解体  
平成19(2007)年4月   図書館カウンター業務の外部委託開始
平成19(2007)年11月 創立125周年を迎える  
平成20(2008)年   図書館最終開館日 約50年の歴史に幕
2月14日
平成20(2008)年   学術メディアセンター内に新図書館開館 床面積6,725平米
4月10日

 

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