文献調査法

2020年7月9日更新

文献の調べ方の紹介です。
それぞれの文献種別ごとに、基本的な調査方法をご確認ください。

※本学構成員を対象にした文献の調査方法です。ただ調査方法の考え方はどこの機関でも利用できますので参考にしてください。

  • 文献調査法 ~どこでなにを探すのか~

    学問研究のためには、文献(図書、雑誌論文、新聞、データベース等)から信頼できる正確な情報を集める必要があります。

    より説得力のあるレポートを作成するためには、客観的な事実や信頼できる情報に基づいて自分の主張を提示したり、異なる意見を対比したりしながら、論を展開することが大切です。

     

    「客観的な事実」:用語の意味、具体的な数値、正確な固有名詞

    「信頼できる情報」:学問研究において評価が高い情報、安定した情報

    「異なる意見」:他者の意見、先行研究

     

    図書館では、学問研究において有効な「信頼できる・安定した情報」を、図書・雑誌・新聞・データベースとして収集し、提供しています。

    図書館所蔵の図書・雑誌を利用して、情報を入手することが、より説得力のあるレポートを作成するための第一歩です。

    さらに、収集した情報を記録し、整理しておくと、体系的な学びに役立ちます。

     

    <調べものに役立つ文献>

    言葉を調べる : 辞書、事典、用語集

    事柄を調べる : 百科事典

    先行研究を調べる :学術図書、学術雑誌論文

    最新の情報を調べる :新聞記事、省庁公開情報(統計・白書)

     

    <図書と雑誌論文の見分け方>

    「図書」:1人または複数の著者や編者によって書かれた1冊完結の形態で出版された本。評価の定まった内容を系統的にまとめてあり、定説的な知識を得るのに適している。

    「雑誌」:完結を予定せずに継続して刊行される資料。巻号表示あり。図書に比べて速報性、適時性があり、最新の情報を得るのに適している。雑誌に掲載された論文を「雑誌論文」という。

     

    <収集した資料の記録(参考文献の表記方法)>

    書籍

    著者名、『書名』、出版社、版表示、出版年

    雑誌論文

    著者名、「論文名」、『雑誌名』、巻号、頁、出版社、出版年

    新聞記事

    記事見出し、『新聞名』、発行年月日、朝刊/夕刊

    インターネット情報

    著者名、「記事・論文名」、HP名、URL、アクセス年日時

    法令

    法令名、公布日、法令番号

    判例

    裁判所名、判決年月日、『掲載誌名』、巻号、頁

     

雑誌論文の調査方法

基本的な考えとして、
1.「どんな論文が発表されたか(論文情報調査)
2.「希望の論文の掲載されている雑誌バックナンバーの調査(雑誌所蔵調査)
の順番で調査します。

 

  • 雑誌論文の調査方法(詳細)

    ■ 雑誌論文の調査方法

    雑誌論文は3ステップで調査をします。
     STEP1 「どのような論文が発表されているか(論文情報調査)」
     STEP2 「希望の論文の掲載されている雑誌がどこにあるか(雑誌所蔵調査)」  
     STEP3 「國學院大學で入手できるか(所蔵調査)」

     

    STEP1  論文の情報と掲載雑誌・巻号の情報を明確にする(論文情報調査)

     まず、関心のあるテーマ・執筆者等から論文を調べます。そして「どのような論文が、何という雑誌の、何巻何号に掲載されているか」を調査して控えをとります。

    Point!  論文情報は、必ずメモを残しましょう。
        ①著者名、②論文名、③掲載雑誌名、④巻号・ページ、⑤出版者、⑥出版年 等
        レポートや卒業論文で参考文献を記載する際、再度調査をする際に役立ちます。
     

    <論文情報調査に役立つサイト>   

    ▶ CiNii(サイニィ)-Articles  [インターネット] 日本の論文をさがす  *論文へのリンク機能あり

    ▶ K-aiser(國學院大學図書館蔵書検索システム) > 論文検索  [インターネット]  

    ▶ 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)  [インターネット]  *論文へのリンク機能あり

    ▶ 国立国会図書館サーチ [インターネット]  

    ★  magazineplus [オンラインDB★] 学内(KEANネットワーク内)で利用可能

    ★  ざっさくプラス [オンラインDB★] 学内(KEANネットワーク内)で利用可能

    ★  Web OYA-bunko [オンラインDB★] 学内(KEANネットワーク内)で利用可能

    Point! 「CiNii-Articles」「IRDB」のように、論文へのリンク機能があるサイトを利用すると、論文の全文をWeb上で閲覧することもできます。(STEP 1で調査終了) ※全ての論文がWeb上で閲覧できる訳ではありません。

    Point! 令和2年7月現在、新型コロナウイルス対応の一環として、一部オンラインDBは学外でも利用できる特別措置が取られています。

     

    STEP2  雑誌の所蔵館を調べる(雑誌所蔵調査)

     論文が掲載されている雑誌の所蔵(どこにあるか)を調査します。

    <雑誌所蔵調査に役立つサイト>

    ▶ CiNii-Books  [インターネット] 大学図書館の本をさがす  ※本学所蔵も検索可能

    ▶ 国立国会図書館(NDL ONLINE)  [インターネット]

    ▶ 区市町村立図書館新聞雑誌総合目録(東京都立図書館) [インターネット]

     

    STEP3 國學院大學の所蔵を調べる(所蔵調査)   

     CiNii-Booksで國學院大學に所蔵があった場合、K-aiserで検索し、請求記号等を控えて配置場所へ向かいましょう。

    <本学所蔵調査に関わる情報>
     K-aiser(國學院大學図書館蔵書検索システム) > 蔵書検索 [インターネット]

    ▶ 資料室案内 令和2年7月現在、新型コロナウイルス対応のため開室時間を変更しています。

図書の調査方法

基本的な考えとして、
1.「その図書は國學院大學にあるか(所蔵調査)
2.「國學院大學になければ、どこに所蔵しているか(他機関所蔵調査)
3.「それでも見当たらない場合、その図書情報はあっているのか?(書誌調査)
の順番で調査します。

  • 図書の調査方法(詳細)

    ■図書の調査方法                                                      

    図書は3ステップで調査をします。ただし、図書情報が明確である場合は、ステップ2から調査します。
     STEP1 「どのような図書が出版されているか(書誌調査)」
     STEP2 「希望の図書は國學院大學にあるか(所蔵調査)」
     STEP3 「國學院大學になければ、どこで所蔵しているか(他機関の所蔵調査)」 

     

    STEP 1  図書の情報を明確にする (書誌調査)

     図書の情報(書誌)がハッキリしない場合、どんなに調べても見つからない場合は、図書の情報を明確にします。

     Point!  図書の情報(書誌)は、必ずメモを残しましょう。
          ①著者名、②書名、③出版者、④出版年 等
         レポートや卒業論文で参考文献を記載する際、再度調査をする際に役立ちます。

    <書誌調査に役立つサイト>

     ▶ CiNii-Books :図書の情報(書誌)や、全国の大学・研究機関の所蔵が確認できます。

     ▶ Webcat Plus :図書の内容・目次から検索し、図書の情報(書誌)を明確にすることができます。

     

    STEP 2   國學院大學の所蔵を調べる (所蔵調査)

     図書の情報(書名等)から、K-aiserで検索し、國學院大學の所蔵を調べます。所蔵があった場合は、請求記号を控えて配架場所へ向かいましょう。

    <本学所蔵資料の検索手段>

     ▶ K-aiser(國學院大學図書館蔵書検索システム)

     ▶ カード目録       : 雑誌、和古書、特殊言語資料は、カード目録でも検索をしてください。

     

    STEP 3  他機関の所蔵を調べる (他機関の所蔵調査)

    國學院大學に所蔵していない場合、他機関の所蔵を調べます。他機関を利用する際には、必ず各機関の利用方法を確認してください。

    <他機関の所蔵調査に役立つサイト>

     ▶  K-search (國學院大學学術横断検索): 本学やコンソーシアム加盟校、近隣図書館のOPAC等を同時に検索することができます。 (*)横断検索が可能な各機関

    ※注意※ 2020年7月現在、新型コロナウイルスの影響により他大学図書館の利用は大幅に制限されています。コンソーシアム、紹介状発行等は利用停止中ですのでご注意ください。

     

    1. 大学図書館コンソーシアム : 國學院大學の学生証・教職員証で利用が可能です。※利用停止中

     ▶  山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム (*)

     ▶  渋谷4大学図書館連携 (*)

     ▶  横浜市内大学図書館コンソーシアム

    2. 公共図書館 : 当該地域の在住者・在学者・在勤者は利用が可能です。

       A:区市町村の公共図書館   

       B:都道府県の公共図書館  

    3. 国立国会図書館 : 満18歳以上であれば誰でも利用が可能です。

     ▶  国立国会図書館(NDL ONLINE) (*)

    4. 他大学図書館 : 利用には「紹介状」が必要です。紹介状発行希望者は、レファレンスカウンターにて相談してください。※利用停止中

     ▶  CiNii-Books (*)  :図書の情報(書誌)や、全国の大学・研究機関の所蔵が確認できます。

     
    番外  やっぱり本が見つからない!(特殊資料の探しかた

     ここまで調査して図書が見つからない場合、「図書の情報が間違っている」、「特殊な資料のため、特定の機関に所蔵している」という可能性があります。STEP 1に戻るか、各分野の目録を活用して書誌・所蔵調査をしましょう。

     困った時には、来館してレファレンス・サービスを利用してください。

新聞記事の調査方法

 新聞記事の調査は、図書・雑誌と同じように、インターネット・冊子等を利用します。

  • 新聞記事の調査方法(詳細)

    オンラインデータベースでは、記事検索だけではなく、本文を閲覧することができます。オンラインデータベースに収録されていない古い記事については、マイクロフィルムや縮刷版で閲覧が可能です。

     

    Point!  新聞データベースには、全ての記事が載っている訳ではありません!

    ・ 著作権のあるものは見出ししか読むことができません。 例:作家のエッセイ、連載小説

    ・ 広告は見ることができません。 例外:「新聞縮刷版」データベース

    ・ テレビ・ラジオ欄は載っていません。

    新聞データベースにより、掲載年月・内容等に特色があります。使用方法等説明を確認しながらご利用ください。

      

    STEP 1  オンラインデータベースで新聞記事を調べる(新聞情報調査)

     まず関心のあるテーマ・キーワード等から新聞記事を調べます。そして新聞記事が「いつ、何という新聞に、どのような見出しで掲載されているか」を調査します。

     

     Point!  新聞情報は、必ずメモを残しましょう。
        ①記事見出し、②新聞名、③発行年月日、④朝刊/夕刊 等
        レポートや卒業論文で参考文献を記載する際、再度調査をする際に役立ちます。
     

    <本学で契約している新聞データベース

     ★ 聞蔵2 ビジュアル(朝日新聞全文記事検索) [オンラインDB] 学内(KEANネットワーク内)で利用できます。

     ★ 日経テレコン 21(日本経済新聞記事検索) [オンラインDB] 学内(KEANネットワーク内)で利用できます。

     ★ 毎索( マイサク)(毎日新聞全文記事検索) [オンラインDB] 学内(KEANネットワーク内)で利用できます。

     ★ ヨミダス歴史館(読売新聞全文記事検索) [オンラインDB] 学内(KEANネットワーク内)で利用できます。

       

    STEP 2 明治・大正・昭和期の新聞記事等を調べる(新聞情報調査)

     明治・大正・昭和期の新聞記事等でオンラインデータベースでは見つからない場合、新聞記事集成や新聞記事索引を調べます。

      『【明治/大正/昭和】ニュース事典』 <冊子体>

      『新聞集成【明治/大正/昭和】編年史』 <冊子体>

      『朝日新聞記事総覧【明治/大正/昭和】編』 <冊子体>

      

    STEP 3 新聞の所蔵を調べる (新聞所蔵調査)

     新聞名、発行年月から、所蔵館を調べます。所蔵調査の方法は「図書の調査方法」も参照してください。

      国立国会図書館NDL ONLINE [インターネット] 

      区市町村立図書館新聞雑誌総合目録(東京都立図書館) [インターネット]

このページに対するお問い合せ先: 図書館事務課

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