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神道文化学部主催「女子学生のための就職セミナー」開催報告

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2016年3月18日更新

平成28年2月25日(木)3~5時限の時間帯で、3304教室において神道文化学部主催の第1回「女子学生のための就職セミナー」を開講しました。

この講座は、院友神職会から頂戴している学部教育補助費を活用し、本年度より初めて実施するものです。

就職活動を控えた2年生、3年生を対象として、実際に就職・奉職活動を行って神社および一般企業へ就職した神道文化学部の卒業生と、就職活動を終えて企業への就職内定を得ている現4年生を招き、これから就職活動を行おうとする学生の就職力のアップ、諸種の迷いや疑問を解消する機会にしたいと企画したもので、併せてまもなく始まる就職活動対策のための簡単なマナー講座も開催しました。

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本セミナーの講師としては、キャリアサポート課就職アドバイザーの竹内慶子先生と、本学部の女子の卒業生より、鴨下沙和子さん(平成24年度本学部卒業生:東郷神社仕女、秩父御嶽神社禰宜)、佐藤美波さん(平成24年度本学部卒業生:福母八幡宮宮司、伊万里神社権禰宜)、中井環さん((株)一本堂薬局グループ社員:平成25年度本学部卒業生)の4名にお願いしました。

併せて、本年度の就職活動体験談を紹介してくれる4年生として、宮内里菜さん(本学部4年生:企業就職内定者)にもオブザーバー的な役割で加わって戴き、実際の本年度の就職活動体験談を披露戴きました。

本セミナーは、司会進行を神道文化学部就職部委員の藤本頼生准教授が務め、各卒業生の体験談に対するコメントや学生からの質問およびアドバイスについて竹内先生と藤本准教授が適宜行う形で進められました。

鴨下さん

鴨下さん

まず、鴨下さんからは、女子神職として奉職したいという希望から、巫女として奉職となる過程について触れた上で、実際に奉職してからの状況について紹介して戴きました。

実際には、祈禱以外はほぼ神職と同じ仕事を行っており、女子の神社奉職後の楽しさについて紹介した上で、学生時代に一般就職を目指し、就職活動をしたこともあったが、社家の子女として最終的に神社への奉職にこだわった理由などについても当時の想い、実体験を話して戴きました。

佐藤さん

佐藤さん

2人目の佐藤さんは、地方(九州・佐賀)の社家の家系に育ち、神職資格の取得と九州の実家の方面に帰ることが卒業後の第一の使命的に決められたというケースでしたが、本学進学のきっかけとなった神社の神職として奉職していた祖父、祖母の相次ぐ逝去にて、卒業後、すぐに女子神職として禰宜、宮司となるに至ったいきさつと、実際には当該の神社に奉職するだけでは生計が建てられないことから、別の神社で普段は神職としての活動をしているという、地方の女子神職の奉職実情について詳しく説明がなされました。

佐藤さんからは、女子神職として活動していく上での覚悟と大変さを踏まえ、在学中の学生で、社家の女子で進学したが、一般就職を考えているという学生や一般家庭に生まれて、女子神職を目指す学生へ力強いメッセージを伝えてくれました。

中井さん

中井さん

3人目の中井さんからは、一般家庭に育ち、神道文化学部に進学した後、神職課程を履修して、神社への奉職を前提に進めていたものの、実際に奉職準備を進めている頃に家庭の事情等から、結果的に女子神職としての奉職を断念し、神職資格は取得したものの、一般就職を果たすことになるまでの経緯について詳しく説明いただきました。

中井さんからは、とくに一般就職へと転換することになった際の就職活動のポイントや、30社以上のエントリーのなかで、実際のグループ面接、役員面接などでの自身のウリをどう作るかなど、全国に、ただ一つしかない学部である神道文化学部の学生ならではの就職活動の展開の仕方について、極めて的確なアドバイスを頂戴しました。また、就職した後も神道文化学部の卒業生だからこそできる企業に就職しての強み、あるいは企業での貢献の仕方についても体験談を述べていただきました。

宮内さん

宮内さん

最後に現4年生で無事就職活動を乗り切って企業の内定を勝ち取った宮内さんからは、一般家庭に育ち、神道文化学部に進学して、神職課程を履修せずに就職活動に進んだという、自身のこれまでの過程を紹介戴いたのち、3年次の公務員、一般企業でのインターン・シップにはじまり、業界研究のやり方、履歴書の書き方、面接対策、キャリアサポート課の利用の様子など、自身が実際に50社以上のエントリーを行い、企業の面接での体験およびその際のポイントなど、自身の就職活動で使った履歴書と当時の就職活動で使用した手帳のスケジュールの一部なども持参して、当時のスケジュールを紹介戴きながら、3年生から4年生後期までの就職活動の苦労について述べていただきました。

その後、竹内先生からも1~3年生の女子学生に向けたアドバイスとコメントを頂戴し、具体的に公務員や企業などをめざす場合のポイントと、キャリアサポート課の利用の際のポイントについても紹介がありました。

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コメントの後は、参加した各女子学生それぞれ一人ひとりから、講師となった先輩方に対して、それぞれがこれから就職活動を行う上で抱える悩みや就職活動の前提となる問題について率直な質問がありました。

各学生からのアドバイスを求める質問に対して、講師となった先輩方からの熱意ある応答もあって、その応答コメントにそれぞれが今抱える疑問点が一つずつ解消されていく姿にはまさに驚きでした。

竹内先生によるマナー講座

竹内先生によるマナー講座

その後、竹内先生から、用意戴いた資料に基づきつつ、50分ほど、実際の就職・奉職活動で役立つ形のマナー講座が行われ、約4時間半にわたる本就職セミナーを終えました。終了後に実施したアンケートでは、非常に満足した旨の回答結果や、今後もこのようなセミナーを開催して欲しい旨の要望も寄せられました。

次年度も本学部卒業生の協力を得つつ、就職活動の解禁を控えた3年生や、これから就職活動の準備を進めていく2年生を中心とした女子の就職対策のためのセミナーを予定していますので、女子学生の諸君は、是非とも参加していただければと思います。

  (文章)神道文化学部准教授 藤本頼生
  (写真)神道文化学部長・教授 武田秀章、神道文化学部准教授 藤本頼生

このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部

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