神道文化学部 在学生インタビュー(34)

2016年1月21日更新

大学行事の裏方の仕切りを、率先して担ってきました

佐和橋さん
フレックスA(夜間主)4年

―神道文化学部入学の動機を教えてください。

「大学は、國學院で2つ目です。最初の大学に在籍していた時、元本学教授の三橋健先生が、兼任講師として出講されてきました。三橋先生の滋味溢れる講義に接して、こんな思いが沸々と湧きあがってきたのです。「ぜひ國學院で、神道を学びたい…」」
「大学卒業後、神道文化学部を、学士編入ではなく、一般入試で受験しました。大好きな神道を、4年間かけてじっくりと学びたかったからです」

若木祭の神輿渡御で

―佐和橋さんは大学のお神輿サークル「若木睦」5代目会長でした。

「私の実家は神田神社の氏子です。神田神社の祭礼では、いつもお神輿を担いでいました」

「私が2年生の時、学部の友人たちが、地区のお神輿担ぎに加わりました。大学のお神輿サークル「若木睦」の面々でした。その御縁で、私も「若木睦」に入会することとなったのです」
「当時「若木睦」は4代目の女性会長を戴いていました。私は、副会長と共に会長を支え、若木祭の神輿渡御行事の運営に従事しました。「若木睦」5代目会長に選出されたのは、3年生になってからのことです」

4代目会長

福島県いわき市で

―佐和橋さんは、大学行事の仕切り屋として活躍していますね。

「大学では、成人加冠式や観月祭をはじめ。四季折々の年中行事が行われています。私は、こうした行事の裏方の仕切りを、率先して担ってきました。例えば観月祭。楽人・舞人等の出演者のほか、100人以上の裏方学生がその準備・運営に関わります。事前の準備や役割分担、会場の舗設や誘導、時間管理と安全確認等々…たくさんの「仕事」が発生します。そうした諸々の仕事を、積極的に請け負ってきました」

―仕切りのポリシーを教えてください。

「私は昔から、舞台を下支えする裏方の仕事が性に合っていました。行事の準備や運営はとても大変ですが、私はその大変さを、むしろ楽しむようにしています。リーダーが楽しそうにしていると、リーダーの楽しさが、みんなに伝染していきます。大切なのは、「楽しい雰囲気作り」です。「せっかくやるなら、楽しくやろうぜ!」これが私のポリシーです。」

若木祭神輿渡御で

「観月祭の時も、若木祭の神輿渡御の時も、「大変だったけど、楽しかった」と言ってくれる裏方さんが増えてきています。本学ならではの緊密なチームワーク、春風駘蕩たる気風が、世代から世代へ、末永く受け継がれていくことを願ってやみません」

―今後の抱負は?

「おかげさまで先般、都内の神社への奉職が内定しました。大学で培った「祭りのこころ」を、地域の方々と共有して参りたいと願っています」

武田秀章学部長より

佐和橋さんは、根っからの仕切り屋です。その全方位への目配りと細心な配慮、臨機応変な対応力は、余人の追随を許しません。
「祭りの学部」の「お神輿番長」として君臨してきた佐和橋さん。インタビューの最後で、こう語りました。
「神道が大好きなので、神道文化学部で学ぶ専門科目は、どれも楽しかったです。私には、学部そのものが、大きな家族のように感じられます。学部長はお父さんのようです(笑)。先生方が、いつも温顔でわれわれを見守っていてくださっています。そんな暖かい眼差しがあるからこそ、われわれ学生は、のびのびと行事を作り上げていくことができるのです。以前在籍した大学では、到底考えられないことです」
生粋の江戸っ子で、情理兼ね備えた「お祭り親方」の佐和橋さん。奉職神社での活躍を、心から念じ上げてやみません。

友人と

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