教授

高橋 大助

タカハシ ダイスケ

専門分野
国語教育論
本学就任
2001年04月01日
担当教科
国語科教育法1、国語科教育法2、卒業論文、教育実習1B(事後指導)、教育実習2(参観実習)(中・高)、教育実習3(教壇実習)(中・高)、教育実習2(参観実習)(幼・小)、教職論、教育実習1A(事前指導)、国語科教育法2、教職実践演習

著書・論文紹介

中学2年国語教科書のうち4社が教材として徒然草52段を取り上げている。この段は愚かな老法師の滑稽譚として、すでに価値の確定したものとして理解される嫌いがあるが、注釈書を比較するだけで、作品のテーマ、法師の人物像ともに複数の読み方が可能であることを明らかにできる。いわば、議論の対象としても、また、想像的な読みの対象としても受容可能なすぐれた文学作品である。こうした作品に対話的な読みを通じて関わり合うことで初めて「古典と親しむ」ことが可能になるのである。

かつて、読みのアナーキー状態といわれた教室は、関わり合うことのないつぶやきに満ちた公共性を失った場所と化した。そこでは、つぶやきを拾い上げ聞き分け共感しつつ、批評し、呟きを伝え合うことばへと導く丁寧な指導が必要であることを養護教諭・山形志保の報告から明らかにした。重要なのは、自身の言葉によって世界が動きうることを体験させることであり、その意味では、子どもの権利条約12条に関する政府の見解は「伝え合う」ことばの教育が目指すべきことと矛盾するのである。

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教授からのメッセージ

何かをつかもうとして精一杯、手を伸ばして、それでも届かなくって、ジャンプまでして、捉えたっ、と確かに実感したとたん、ひっくり返って、気がついたら、手の中には何もない。でも、そのとき、見慣れたはずの風景が生き生きとして、君に語りかけて来る。
…大学という場所は、自分を突き動かす、魅力的な何かを君自身が見つけ出す手助けをするところです。あなたは何に憧れますか?

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