寺本 貴啓

准教授

寺本 貴啓

テラモト タカヒロ

専門分野
理科教育学、学習科学、教育方法学
本学就任
2010年04月01日
担当教科
初等科教育法(理科)、理科概説、理科授業構成論、理科実験・観察方法論、ICT授業構成論、導入基礎演習、演習(人間開発学部)、演習・卒業論文(人間開発学部)、教育実習1A(事前指導)、教育実習1B(事後指導)、教育実習2(参観実習)(幼・小)、教育実習3(教壇実習)(幼・小)

著書・論文紹介

小学校における理科授業のあり方を研究しています。本研究室では、学習指導要領に準拠・非準拠に関わらず、将来を見据え子どもたちに必要な知識や能力の育成をめざし、現在求められる課題を調査、整理、普及をしています。

学習科学、中でも教育心理学や教育評価の知見から、学習過程でのDynamic Assessmentのあり方を研究しています。Dynamic Assessmentとは、教師が子どもの学習状況を見取り、即座にその対応を判断し,行動する評価と指導が混在した、いわゆる「プロ教師の技」といえます。これまでは経験が解決すると済まされていたものを、「プロ教師の技」を見え化することで、だれでもプロと同じ指導ができることを目指し研究を続けています。

単なるICT機器の活用方法ではなく、教育活動の中にICT機器をどのように導入すれば効果的なのか、教育効果として意味がある活用なのかについて調査研究を進めています。本研究室では、本分野において継続的に科研費を得ており、これからの教育のあり方、学習の本質的な部分にICTがどのように寄与できるのかについて、各専門家ならびに小学校と共同研究を通して研究・普及をしています。

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教授からのメッセージ

 「ホンモノの理科の授業」とはどのようなものなのでしょうか?子どもたちに学習内容をしっかりと理解させるために、先生は何を、どのように教えればいいのでしょうか?これからの教育や教科教育(理科も含む)は、どのような方向に進むのでしょうか?
 私の研究は、このような課題に取り組むことです。以前は、小学校、中学校の教員をしており、理科に限らず幅広く子どもたちと接してきました。その後次第に、「よりよい授業」に興味をもち、研究の道に進みました。
 みなさんの「充実した大学生活や将来」のため、次の2点をメッセージとしておくります。
1)「損得で判断するな、まずやってみる」
 教師をめざす人にとって「経験」は、浅くても「幅広い」ことが重要です。一見、役に立ちそうになかったり、面白そうでなかったりしても、後々、どのようなところで役に立つかわかりません。時間的に余裕のある、大学生のこの時期に、多くの経験をしてみましょう。
2)「まねして、工夫して、創造する」
 「プロフェッショナル」は、単に経験年数を重ねることかというと、必ずしもそうではありません。その多くは、悩み、苦しみ、経験を積み重ねて「プロフェッショナル」と言われるようになるのです。みなさんも教育のプロフェッショナルになる可能性が十分にあります。そのためには、まず「まねる」ことから始めてみましょう。

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