髙山 真琴

教授

髙山 真琴

タカヤマ マコト

専門分野
芸術学(演奏表現)・音楽教育
本学就任
2009年04月01日
担当教科
音楽概説(実技を含む)、音楽基礎指導法、ピアノ実技A、ピアノ実技B、演習(人間開発学部)、導入基礎演習、演習・卒業論文(人間開発学部)

著書・論文紹介

ピアノの課題を独習してきた学生の演奏は、経験値やピアノ演奏能力の違いがあるにもかかわらず、一様に音の羅列にしか聞こえない場合が多く見られる。学生自らが楽譜から音楽を描き出すヒントを発見できるようになることと、音楽をそのあるべき姿で表現できるようになることを目的に実践している、歌詞と音楽との関連性に着目した〈子どもの歌の弾き歌いを通しての読譜指導〉について、指導実践例を具体的に示しながら、その内容の有用性について検証していく。

《教員養成課程の学生に対する読譜の指導について~読譜力を獲得するための実践的手法1~》に続き、学生の読譜力を育むための実践的手法として、本論では〈音高の推移の把握〉のための基礎的トレーニングの手法を、授業実践例を基に示す。

2004年3月に発行された初版『ピアノ曲集Ⅱ 保育者になるために』に掲載された楽譜を全て見直し、原典とした楽譜に忠実に改訂した。また、本楽譜の利用者が小学校教員養成過程の学生にまで拡大したため、タイトルも変更し、改訂版第一刷として発行した。

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教授からのメッセージ

 人間開発学部は、本学部で育成したいと考える「人づくりのプロ」には「科学する目」 と「実践する力」を備えて欲しいと考えています。ピアノによる演奏表現が私の専門分野ですが、ピアノを弾くという行為には、ピアノが弾けるようになるプロセスを「科学する目」と、楽譜を音に興せる「実践力」が不可欠です。例えば、楽譜に記されている指使いは、ピアノを弾く際の合理的な指の動かし方を示しています。しかし、この指使いは万人に当てはまるものではありません。手の大きさや指の長さ、また運動能力によっては指使いを変える必要があります。「音を音楽としてつなげられること」が指使いを考える場合の原則です。その原則を踏まえながら、個に応じた指使いを考え演奏できるようになるには、「論理的思考」「問題解決能力」「知識や技術を活用しての自己表現力」が欠かせません。音楽関連科目の履修を通して、多彩な音楽的経験を積むことで音楽を感じる心を育みながら、様々な能力を目的に向かって集中させ、発揮させる力を身につけて欲しいと願っています。

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