宮下 雄治

准教授

宮下 雄治

ミヤシタ ユウジ

専門分野
マーケティング、流通システム、製品開発
本学就任
2013年04月01日
担当教科
サマーセミナー(演習2)、サマーセミナー(演習3)、マーケティングの基礎、マーケティング、基礎演習A、基礎演習B、演習2(4)、演習3(2)、経営学特論(ビジネスデザイン1)、経営学特論(リーダーシップ)、前期課程・経営学特論1(講義・演習)、後期課程・経営学研究1(講義・演習)

著書・論文紹介

拡大するシニア市場への対応は,多くの産業で喫緊の課題であるが成功事例は決して多くない。本稿は,このような日本企業の検討課題に対する一つの有効なアプローチをパナソニックの「Jコンセプト」という50代・60代を主要顧客とした家電シリーズの事例から導いていく。とくに我々が注目したのが共創型プロジェクトが実現する顧客視点である。異なる複数の共創志向性がプロジェクトメンバーの顧客視点どのような影響を与えたか,そしてこのことが脱プロダクトアウトの原動力になりうることを示すことによって,今後も増加基調が続くシニア市場における日本の家電メーカーの製品開発ならびにマーケティング戦略の手掛かりを提示した。

マーケティングを学ぶ人にとって、背景となる経営学の基礎知識を十分に持たないために、その内容が分かりにくいと感じる場合が少なくない。本書は、そうした学習者の声や教育現場での問題意識をふまえ、マーケティングを学ぶ際に前提となる経営や企業活動の基礎知識を補いながら、マーケティングとビジネスの関連を意識して学ぶことができるように工夫したテキストである。マーケティングと企業経営に関連する基礎的な項目から専門トピックまで幅広く解説した。

本論文では、1997年以来17年ぶりとなった消費税率の引き上げが、明るい兆しが見えつつある日本経済にいかなる影響を与えているか、各種経済指標を基に前回増税時との比較を交えて精査した。また、消費行動の背後にある消費者心理を把握するために、本学学生を対象に行った消費増税後の消費に関するアンケート調査の結果(有効回答651名)から、消費増税が大学生の消費マインドに与える影響について考察した。

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教授からのメッセージ

顧客に満足を与え、笑顔を引き出す「マーケティング」

 私たちの日常生活は、実に数多くの製品に囲まれ、あらゆるサービスの提供を受けています。そこに生きる企業は、市場の論理に従いながら社会的に価値のある製品やサービスを開発し、それらが売れる状態を作り出す働きが求められます。このような働きを担うのが「マーケティング」と呼ばれる活動です。皆さんの日常生活において「ついつい手に取ってしまう製品」や「また買いたくなる製品」、あるいは「何度も通いたくなるお店やサービス」があると思います。私達はなぜその製品や店舗・サービスを選び(続け)、どこに他社とは違う魅力を感じているのでしょうか。それらを提供する企業は、どのような工夫で消費者の心をつかみ、満足や充足感を与えているのでしょうか。マーケティングの学習を通して、このような疑問に対して「売り手」(買う気にさせる仕組み)と「買い手」(消費者心理や購買意思決定のメカニズムなど)双方の論理を学ぶことで理解を深めます。
 今日の成熟社会において、市場需要に適合する供給(製品やサービス)を作り出すということは実に多くの困難さを伴い、そこでは注意深い思考と実行力が必要とされます。こうした不完全情報の事態を分析することによって成長の方向性を見出す機能をマーケティングは担っています。企業の安定的な存続や成長には、このようなマーケティングアプローチに基づき、買い手である顧客の満足を追求していく姿勢が求められます。そこでは単に合理的なビジネス活動を追求していくのではなく、最終ユーザー(利用者)の満足や笑顔を引き出すことを目的とした事業活動が重要となります。消費財であれば買い手自身やその家族、産業財であれば最終製品の利用者の笑顔や満足を想定した活動が求められます。
 顧客の満足や笑顔を引き出すにはどのような活動や工夫が必要になるでしょうか、授業を通して一緒に学びましょう。

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