教授

古沢 広祐

フルサワ コウユウ

専門分野
環境社会経済学、地球環境・エコロジー問題、農業経済学、NGO・NPO・協同組合論
本学就任
1996年04月01日
担当教科
環境・開発問題入門、環境と経済、環境と経済2、國學院の学問(共存学)、フィールドワーク入門(環境・開発)、演習2(4)、演習3(2)、演習1(2)、サマーセミナー(演習2)、前期課程・経済政策特論3(講義・演習)、後期課程・経済政策研究3(講義・演習)

ゼミ・研究会を見る

著書・論文紹介

同時多発テロ事件、3・11フクシマ原発大震災、リーマンショックに象徴される諸課題、さらにグローバル資本主義のもたらす諸問題を踏まえて、改めて「共生」および「共生社会」理念を包括的に意義づけ、多元的共生社会について展望する。第Ⅰ部、第1章において、グローバル世界の中での日本社会の地域の動態を考察し、公・共・私の再編成の可能性を提起した。

「持続可能性」および「共生」の視点から現実の否定的諸相や諸矛盾を分析・考察し、その課題、問題点、実践的な展開を明らかにする。現実の社会において共生社会をどのように実現するのか、地域、農の分野では自然生態系と関わる営みを含意する〈農〉を基軸に、またグローバル化する世界での他者との共生について、その道筋を提示する。

企画テーマ: 震災・復興と地域の力~宮城県北部、登米・南三陸・北上地域を事例に(中間報告)~ 9:00-9:15 古沢広祐(國學院大學 経済学部 「北上地域における震災への地域対応の諸展開 ~ 被災沿岸地域(南三陸町)と隣接内陸地域(登米市)の概況、企画セッションの背景と視点について」 9:15-9:30 野口友康(東京大学大学院博士課程)「人間の安全保障と自然災害―登米市の事例より」 9:30-9:45 王旻(東京大学大学院博士課程)「自然災害への組織的対応の日中比較(自衛隊と人民解放軍を例として)」  9:45-10:00 佐野和子(國學院大學大学院博士課程)「自然災害へのコミュニティの力 ~伝統知・文化の甦りにみる幾つかの地域動向~」 10:00-10:15 室井遙(東京大学大学院博士課程)「巨大防潮堤と海に生きる人々の自然観~南三陸の事例から」 10:15-10:20 大友和佳子(JA 共済総合研究所研究員)(関連個別報告から補足コメント) 10:20-11:00 質疑応答と全体討論

他の著書・論文を見る

教授からのメッセージ

環境と開発の共生-21世紀の生活・地域・アジア・世界を考える
 21世紀は環境の世紀といわれています。
 産業革命を境にして、人類の活動は人口増加、エネルギー消費、経済活動、情報量などを見る限り、飛躍的成長を遂げてきました。まさに驚異的とも言える急激な人類活動の拡大がこのまま続けば、今日の地球環境問題の深刻化に見るように、私たちの未来は破局を迎える可能性が高い。
 そこで問題なのは、世界人口の2割に過ぎない先進工業国が、エネルギー・資源全体の8割も消費しているという不均衡の上に成り立っていることです。このままでは2割弱の人々が地球資源の大半を独占し、使い尽くしてしまいかねません。
 また、現在の世代は後の世代への配慮もなしに使える限り使ってしまう、残るはゴミや有害廃棄物、汚染のみといった暮らし方をしています。私たちは将来の世代の生存の可能性を奪っているのです。
 すなわち、“南北間”の問題と“世代間”の問題、そして人間と他の生き物たちとの共存・共生という非常に難しい課題、「永続可能な発展」の道を見いだせるかどうかが、私たちに問いかけられているのです。
 その理念を現実のものにする新たな世界観・文明観はどのように形成されつつあるのでしょうか。例えば、「環境に優しい企業活動」(エコビジネス)や「環境に優しい消費者」(グリーンコンシューマー)、「持続可能な国際協力・援助」などが世界的に注目を集めています。こうした試みによって21世紀の社会が展望できるか、広く考えてみましょう。
 古沢ゼミなどの関連情報は下記を参照ください。

MENU