教授

小田 勝

オダ マサル

専門分野
日本語学、古典文法
本学就任
2016年04月01日
担当教科
日本語学演習2(4)、日本語学講読1、日本語学講読、日本語学講読2、日本語学概説1、日本語学概説2、古代日本語文法1、日本語語法研究1、古代日本語文法2、日本語語法研究2、卒業論文、前期課程・日本古代語研究1、後期課程・日本古代語特殊研究1

著書・論文紹介

他の著書・論文を見る

教授からのメッセージ

 私が日本語学を専攻しようと思ったのは、高校時代に読んだ岩波新書がきっかけだったと思います。そこには「私は小田です」と「私が小田です」はどう違うのか、といったことが書かれていました。どう違うかと言われれば、我々の母語ですから、う~んと考えて、「私が」の方が「私」を強調しているかな、などと答えそうですが、その本では、「あなたは誰ですか?」に対する答えが前者で、「小田は誰(どの人)ですか?」に対する答えが後者であると書かれていました。そういう風に考えて、そういう風に説明するのかと、たいへん驚いたことを覚えています。同じ著者の別の本では、奈良時代の日本語では8つの母音が区別されていたと書かれていて、その事実に驚愕するとともに、その事実が発見されたプロセスにも驚きました。授業では、日本語の面白さと、その言語事実がどのようにして見出だされたのか、そのプロセスや考え方とを、セットにして伝えられたらと思っています。
 私は、和歌や『源氏物語』など、「和文」が大好きですから、大学に入学して、関心が「和文とはどのような機構をもつ言語であるかを解明すること(=古典文法)」に向いたのは自然なことでした。平成27年に、現代的な記述文法書の形式で書いた『実例詳解古典文法総覧』という古典文法書を上梓しました。この本の増補改訂作業を続けていくことと、本格的な古文解釈法を確立することとが、私のライフワークです。学生の皆さんには、古典文を正確に読解する力をつけてもらいたい、そのための教育と研究に邁進する所存です。

MENU