教授

大和 博幸

オオワ ヒロユキ

専門分野
日本近世出版文化史、図書館文化史
本学就任
1971年05月01日
担当教科
図書館概論、図書館サービス概論、図書館サービス論1、図書・図書館史、図書及び図書館史、書誌学1、書誌学2、図書館制度・経営論、図書館経営論、図書館情報資源特論2、資料特論2、児童サービス論、卒業論文、読書と豊かな人間性

著書・論文紹介

国立国会図書館近代デジタルライブラリーに収録された出版物を基本として、他に未収録の本や雑誌・新聞、関連書誌・書目、多数の関係著作・論文などを博捜し、明治6年~明治15年までに関係していることが確認できた地方在住の出版業者を抽出し、さらに地域別・年代別に編成し直して、当該期の地方出版事情を明らかにするための基礎資料を作成した。

文政期から慶応期において三都以外の地方で出版に関わっていたことが明確な業者の実数は六四カ国に二七カ所六八四人であり、そのうち一〇人以上の出版業者が存在し営業活動を行っていたのは一〇カ国一一カ所であった。明治元年から明治五年までの実数は四〇カ国五九カ所一一四人であったが、このうち江戸期に創業し明治五年まで毎年営業活動が確認できる業者の数は四人にすぎなかった。

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教授からのメッセージ

 時代の進展とともに社会に変革することが強く求められるようになり、世の中が大きく変わろうとしています。そうした変革の過程の中で多様な形態の諸資料が生み出され氾濫するようになり、ややもすると従来から紙媒体の図書資料を中心に収集し提供してきた公共図書館は、その果たすべき社会的意義・目的を見失いがちになってきています。
 これからの公共図書館にとって、現在抱えているもう一つの社会的な大問題である高齢化社会を見据え、それぞれに地域にしっかりと根を下ろしきちんと対応することが重要となるでしょう。地域文化形成の要点である文学や歴史を学ぶ人たちは高齢化社会の進展とともにますます増加することが予想されます。そうした高齢の利用者の要求に応えられる質の高い能力を持った司書を養成していくことが、日本研究を標榜してきている本学のなすべき大切な使命であると思っています。

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