この度、文部科学省・外務省から『MERSコロナウイルス』による感染症についての注意喚起がありました。
下記を参照に、安全対策に努めてください。
MERS(中東呼吸器症候群)とは
中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症です。
原因となる病原菌はMERSコロナウイルス(2003年に流行したSARSと同じコロナウイルスの仲間)です。
主な症状
発熱(38.0℃以上)、せき、息切れ、倦怠感などがありますが、下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。
高齢者や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患がある場合、重症化しやすいため注意してください。
韓国・中国に『滞在していた』または、『これから渡航する』学生・教職員へ
* 日本大使館又は、総領事館のホームページ等から、最新の情報を入手してください。
→ 渡航時には、『渡航登録サービス(旅レジ・在留届け)』の登録をしましょう。
*帰国時に、発熱やせきなどの症状がある方は、
→ 空港内等の検疫所へ相談しましょう。
*MERS潜伏期間は、9~12日といわれています。
→ 帰国後、2週間は体温測定を継続してください。
*帰国後、発熱やせきなどの症状がみられ、医療機関を受診する際は、
→ 事前に医療機関に連絡の上、中東地域・韓国・中国に滞在していたことを告げてください。
外務省海外安全ホームページ
・MERSコロナウイルスによる感染症の発生 (平成27年6月5日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2015C152.html
・韓国及び中国:MERSコロナウイルスによる感染症の発生 (平成27年6月2日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2015C151.html