2016年1月23日更新
神道文化学部のフレックスA(夜間主)。
昼間はご社頭でご奉仕に勤しみ、夕方から大学に通う「神社実習生」が、数多く学んでいます。
そんな学生さんの声をお伝えしましょう。
塩満さん
フレックスA(夜間主)1年
私は鹿児島県の社家の生まれです。
大学進学に際して、実家に経済的負担をかけてしまうことに胸を痛めていました。
そんな時、神道文化学部リーフレットで、本学の神社実習生制度・奨学金制度のことを知ったのです。
私は、神社で実習をしながら大学に通うことのできるフレックスA(夜間主)への入学を決意しました。
入学以来、赤坂の日枝神社で実習生として奉仕しています。
当初は緊張や不安もありましたが、宮西宮司さまをはじめ職員・先輩の方々の温かいご配慮で、とても充実した日々を過ごさせていただいております。
先日、忘れがたい出来事がありました。
御祈願に来られた方が、舞を務めた私に、「まごころのこもった舞を、ありがとう」とおっしゃってくださったのです。
その方の目には、涙が滲んでいました…
参拝者の皆さまと接していると、ご社頭が「心と心の触れ合いの場」であることを、しみじみと実感します。
お詣りの方々の「まごころ」に対して、「まごころ」をもって応えられるような神職を目指したい。そうした思いが、日々強まっています。
これからもまた、ご社頭で、大学の教室で、多くのことを学ばせていただき、神職としての「まごころ」を磨き上げていきたい、と念願しています。
塩満さんは、都内の名社・日枝神社で実習しながら、神職資格取得を目指す学生さんです。
教室では、いつも実習生の友人たちと並んで座り、授業を熱心に聴講しています。
舞姫さんとしての感動的な経験を、一生懸命話してくれた塩満さん。
実習生として身に付けた心構えやスキルを活かし、必ずや立派な女子神職として巣立っていくことでしょう。
神道文化学部では、塩満さんをはじめ、本学ならではの神社実習生制度・奨学金制度のバックアップを得た学生諸君が、生き生きと学んでいます。
教員一同、神職子女のみなさんの入学を心待ちにしています。
このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部
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