神道文化学部 就職内定者インタビュー(7)

2016年1月18日更新

学生時代の「文武両道」が就職内定に繋がりました

菊地さん
フレックスB(昼間主)4年

法務省刑務官内定

―まず神道文化学部入学のきっかけを教えてください。

「私の父は、柔道の師範でした。家族揃っての初詣は、決まって鹿島神宮でした。小さい頃から、鹿島さまをお祀りした神棚を拝みながら、柔道に励んできたのです。武道の守り神、鹿島神宮との御縁が、神道文化学部入学のきっかけでした」

ゼミでの発表

―在学中は柔道一筋でした。

「団体戦のレギュラーを務めてきました。大会ではベスト8の成績を収めたこともあります。学部の学修との両立は大変でしたが、必死で頑張りました」

―就職内定の経緯について教えてください。

「4年生になって、いよいよ就職活動が本格化しました。私はもともと警察関係が志望でしたが、ある先輩の方から、法務省刑務官への受験をおすすめいただいたのです」

「1次は筆記試験。学科と共に作文の課題もありました。2次は面接。面接のマナーや受け答えについては、先輩から徹底指導していただきました。柔道で何を身に付けたのか、それをどう活かすのか、懸命にアピールしました。おかげさまで内定の通知をいただくことができました」

―神道文化学部での学修はいかがでしたか。

「私は社家ではなく、神道の素養もありません。ずべてゼロからの学びでした。3年次からのゼミでは、グループワークで切磋琢磨することができました。部活一筋だったので、それまで少なかった級友と交流するよい機会となったと思います。ゼミ生の発表を聞くことで、多くのことを学ぶことができました」

―今後の抱負は?

「4月から、8か月間の研修を経て、配属先での勤務が始まります。勤務の傍ら、柔道を続けることができるのが、何よりの喜びです。夢は、オリンピックも含めた国際舞台での活躍です。引き続き鍛錬を重ねていきたいものと願っています」

武田秀章学部長より

菊地さんは誠実で真面目なスポーツマンです。
柔道家らしく堂々たる体格ですが、およそ威圧的なところはありません。
いつも穏やかに思うところを語ってくれます。
ゼミでは「神道と武道」の関わりを巡って研究を続けてきました。
前回の発表では、近代柔道の開祖、嘉納治五郎の武道観に関する発表を行いました。
幼い頃から鹿島神宮を崇敬してきた菊地さん。
菊地さんの此度の「鹿島立ち」を、心から祝福したいと思います。

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