神道文化学部 就職内定者インタビュー(3)

2015年1月10日更新

本学で得た有難い御縁が、就職内定に繋がりました

中野さん
フレックスB(昼間主)4年

株式会社タカオ・アソシエイツ内定

―神道文化学部入学の動機を教えてください。

私の実家は江東区の亀戸天神社の氏子で、私も幼い頃からお祭りで御神輿を担いできました。大学進学に際しては、「ずっと親しんできた神道について本格的に学びたい」と考え、神道文化学部に入学したのです。

―就職内定に至る経緯を教えてください。

入学以来、大学の「学生アドバイザー」を勤めてきました。國學院大學の魅力を伝えるためオープンキャンパス等で本学を訪れた高校生に、心をこめた「おもてなし」をするのが主な仕事です。高校生との対話はとても楽しく、いつも誠心誠意の応接を心がけてきました。
3年次になって、神社への「奉職」か、会社への「就職」かで、かなり迷いました。結局、自分の資質や適性を顧みて、就職を目指すことにしたのです。
就職活動では自分の思い通りにはいかず、前途の光を見失い、途方に暮れることもありました。そんなある日、本学の事務職員で学生アドバイサーの先輩でもある方から、広報支援を行っている会社でのアルバイトをお薦めいただいたのです。
その会社でお手伝いを始めてから約1か月後、社員の方から「当社の入社試験を受けてみませんか」とのお誘いをいただきました。課題と面接を経て、幸いなことに内定をいただくことができました。
本学で得た有難い御縁、また内定先の会社の方々の温かいご配慮に、只々感謝あるのみです。本当にありがとうございました。

―キャンパス・ライフについて教えてください。

3年次からの演習は、岡田莊司先生のゼミに入り、古代祭祀における御神酒を巡って演習論文を纏めました。
同じく3年次の神社実習では、京都の下鴨神社で実習させていただきました。千年の古都の名社で、本当に貴重な経験をさせていただきました。その時ご指導いただいた女子神職の方とは、今でもおつきあいをさせていただいております。
サークル活動では、フラメンコ部で踊っていました。

―後輩へのエールをお願いします。

思えば、初年次以来の「学生アドバイザー」の御縁が、就職内定という福を招きよせてくれました。「学生アドバイザー」の仕事に一生懸命取り組んだことが、期せずして就職内定の結果をもたらしてくれたのだ、と実感しています。
私もたまたまご縁をいただいただけで、もしかしたら、今も進路が決まっていなかったかもしれません。でも、諦めないで自分を信じる事が大切だと思います。
後輩のみなさん。目下の自分の務めに誠実に取り組むことが、必ず次のステップに繋がっていくことを信じましょう。自分を信じてどうか挫けずに頑張ってください。

武田秀章副学部長より

「命の限り、踊り続けてください」

中野さんは、私にとって「オープンキャンパス」の戦友です。例年のオープンキャンパスでは、神道文化学部「教員相談ブース」には私が、神道文化学部「学生相談ブース」には中野さんがスタンバイして、来場者への対応に当たっていました。
学生相談ブースの様子を見に行くと、いつも中野さんが「頼り甲斐のある姐御」として高校生と向き合っていました。中野さんの懇切な導きで入学を決意した在学生は、かなりの数にのぼるのではないでしょうか。
折に触れて中野さんのスナップ写真を撮影してきました。「おたま」のキャンパスライフ・アルバムをご覧ください。

成人加冠式(2年次)オープンキャンパス(3年次)神道文化学部修学相談室で(4年次)祭式教室で(4年次)(右上より時計回り)

神殿前で(4年次)

中野さん、就職内定おめでとうございます。
頑張る人のまわりでは、自ずから御縁が生じ、人と人との絆が繋がっていきます。
頑張る人を、まわりが放っておくわけがないのです。
中野さん、これからも、命の限り、頑張り続け、踊り続けてください。

大学クリアファイルの中の中野さん(左下)

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