神道文化学部 卒業生インタビュー(2)

2014年7月11日更新

地元中学の社会科教員を目指して

中川さん
平成23年神道文化学部卒業、119期

新潟県公立中学校社会科教諭

神道文化学部で教職課程を履修

私は平成26年度の新潟県公立学校教員採用選考検査中学校社会に合格し、今春から教壇に立っています。
神道文化学部に入学したのは、父親が神職として奉仕していることに加えて、社会科の教員免許が取得できる環境があったためです。学部では、神職資格・教員免許を取得するために、さまざまな科目を履修しました。

地元大学の大学院で社会科教員としての専門性を磨く

神道文化学部での学びを経て、「より自分の研究を深めたい、社会科教員としての専門性を磨きたい」という思いが強まりました。そこで学部の先生方とも相談して、地元の上越教育大学大学院への進学を決意しました。
大学院では、民俗学を研究分野とし、積極的に調査地へ足を運び、現地の方々から聞き取りや観察を行いました。その中で、地元の多くの方々と親密な人間関係を築けたことが、自分の何よりの財産となりました。

志願者へのエール

私が念願の教員になれたのも、神道文化学部の先生方、修学相談室の学務補助員の方々が、教員試験の受験、さらに大学院への進学を、力強く後押ししてくださったおかげです。みなさんの学生生活の充実、みなさんの夢の実現を、一先輩として、心から応援しています。

黒崎浩行准教授(『神社ネットワーク論 I・II』ほか担当)より

中川君は、私のゼミ(「宗教学演習」)の出身者で、宗教学・民俗学の分野に興味を持ちつつ、郷里で役立つ人間になろうと、地元にある国立大学の大学院に進学して、さらに学問を深めながら、教職に就く道を選びました。神道文化・宗教文化を学ぶことを通じて、Uターンの足がかりを得られた卒業生がいることは、教員としての大きな喜びです。

このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部

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