神道文化学部の授業紹介 神社祭祀演習 IIIA

2016年12月9日更新

宵闇迫る渋谷キャンパス。
祭式教室で「神社祭祀演習 IIIA」(宍戸忠男兼任講師担当)の授業が行われていました。

本日は斎服着装のチャレンジ。
自ら斎服を着装開始。
制限時間は25分。

うなじを傾けて着付けを点検。
「沖つ鳥、胸見る時…」
大国主神、装束着装のご神詠が偲ばれます。

鏡の前で袖を上げ下げ。
大国主神もこう歌われました。
「はたたぎも、こしよろし…」

着装完了。採点してもらいます。

講師「よし、○○点」
学生「嬉しい!数値目標達成です!」

こちらは他人に着装するトライ。

難関は紐の結び方。
結び方が甘いと、祭典中ほどけてしまいます。

渾身の力で掻い込みました。

講師の指先ひとつで、着付けが見違えるように引き締まります。

宍戸講師のメッセージ

「斎服の着装は、祭典前の僅かな時間に、慌ただしく行われるのが常です。現場では、手早く、しかも美しく着装することが求められます。この授業終了後、引き続き補講を行います。只々実践あるのみです」

受講生のメッセージ

「入学当初から、神職必須の「祭式と装束」を身に付けることが目標でした。ご担当の宍戸先生は、正規の授業のみならず、補講を数多く実施してくださいます。自ら納得いくまで着装の基本を習得することができます。おかげさまで、実家のお宮のお祭りの折、父の装束着装を務めることができました。先生のご指導の賜物と感謝しております」

装束を着こなした神職の凛たる佇まい。
憧れの姿を目指して、学生諸君のチャレンジはさらに続きます。

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