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ギター1本を持ってどこにでも行けるように

やりたいことや言いたいこと、失敗は恐れない

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アーティスト「いつみ」 奥川逸実さん(日文3)

2018年2月22日更新

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 昨年、本学企画イベントサークルideedの設立10周年記念に際して「國大生限定アーティストプロデュース企画」が行われた。プロデュースの対象に選ばれたのは奥川逸実さん(日文3)。アーティスト「いつみ」として、これまでにideed主催の「國學院大學Miss&Mister contest 2017」や、外部の音楽フェスに出演をした。大学生活を送りながらアーティストとして活躍する彼女に話を聞いた。

「歌いたい」思い

――音楽を始めたきっかけは。

いつみさん(以下、いつみ)…音楽をしていた姉の影響を受けて、中学で吹奏楽部に入りました。このとき当時流行っていたガールズバンドの曲を聴き「自分もバンドをやりたい」と思っていたので、高校は軽音楽部がある学校を選びました。女性4人でバンドを組み、ギター&ボーカルを務めました。

 ――なぜギター&ボーカルを選んだのですか。

いつみ…一人でカラオケに行くほど「歌いたい」という気持ちが自分のなかで強くありました。歌いながら弾く楽器としてギターを選び、高校から練習を始めました。

 

大学でも音楽を続けたい

――大学進学で國學院大學を選んだ理由は。

いつみ…高校で百人一首にはまり、文学部日本文学科で学びたいと思っていました。また、その当時教師になりたいと思っていたので、文学部や教職が強いという理由で國學院大學に決めました。現在は日本語学を専攻しています。

 ――大学に入ってからはどのような音楽活動をしてきましたか。

いつみ…大学に入っても音楽は続けていきたいと思い、軽音楽サークルに入りました。自分たちの好きなバンドをコピーしていて、ここでもギター&ボーカルを務めています。渋谷キャンパスの若木会館にあるレッスン室で練習をして、約2ヶ月に1回あるライブに臨んでいます。

初舞台となった学外の音楽フェスで、歌声と演奏を披露するいつみさん(本人提供)

初舞台となった学外の音楽フェスで、歌声と演奏を披露するいつみさん(本人提供)

 失敗を恐れない自分に成長

――ideedの「國大生限定アーティストプロデュース企画」に応募したきっかけは。

いつみ…ideedが4月に行う新入生歓迎のイベントに、所属する軽音楽サークルの代表として出演させていただいたのがきっかけです。出てみないかと声をかけてもらいました。学生のうちにしかできないことだと思い応募しました。

 ――いつみさんに決まったときはどのような心境でしたか。

いつみ…結果が出るまで(選ばれるのは)自分ではないと思っていました。連絡が来たときは本当に驚いて、何回も文面を読み返して・・・・・・。そのとき、歌がなかったら自分の人生は違っただろうなと思いましたね。交友関係もそうですし、ideedとも交わることがなかったと思うと、歌がつないでくれた関係はたくさんあります。

――その後は音楽フェスのオープニングに出演したり、プロの方からの楽曲提供を受けて、レコーディング、楽曲配信、「國學院大學Miss&Mister contest 2017」での公演をしたりと幅広く活動されましたね。音楽フェスでは今まで人前で披露したときとは違った感覚はありましたか。

いつみ…今までバンド単位でしたので、一人でステージに立つのは初めてでした。大して変わらないだろうと思っていましたが、一人という孤独感や緊張が何倍にもなって思うようにできなかったですね。

――「國學院大學Miss&Mister contest 2017」では楽曲提供の2曲と、いつみさんが自分で作詞作曲をした1曲を披露されました。オリジナル曲はどのような思いを込めた作品ですか。

いつみ…私が好きな百人一首にあわせた曲を作りました。全て自分で作詞作曲をするのは初めてでしたので、なかなか納得できるものができず、本番の1週間前にやっと出来上がった曲です。この曲の詩は、百人一首の歌に対する個人的な見解と言いますか、和歌に同情した気持ちを書きました。古(いにしえ)の人が百人一首で詠っていることは、今の私が感じていることと変わらないなと思うので。

――「國大生限定アーティストプロデュース企画」が始まってから、自身のなかで変化はありましたか。

いつみ…人前で話せるようになったというのがありますね。今までは緊張してしまい、失敗を恐れていました。「こういうことをしたら人にこう思われるのではないか」と。「失敗するのであればやらなくてもいいや」と思ってしまうタイプでした。しかし今は、「やりたいことや言いたいことは言わなきゃ」と考えが変わりました。

――その具体的なエピソードはありますか。

いつみ…接客のアルバイトをしているのですが、今までの私だったら「お客さんにこうしたらいいのだろうな」と思いつつも、「もしかしたら迷惑かも」と思い行動に移せなかったことがありました。けれど今は自分から提案するようになりました。自分に自信を持てたのかなと思います。

音楽とともに、これまでもこれからも

――中学生のころから音楽を続けてきて、ステップアップしてきたと思うことは。

いつみ…元々歌は得意だったわけではなくて、ただ好きで歌っていただけでした。それが人に評価していただくようになり、「得意なものは何ですか?」と聞かれたときに、今ははっきり「歌うことです」と答えられるようになりました。

――今後音楽とはどのような関わりを持っていきたいですか。

いつみ…音楽は好きなものなので、どんなやり方だとしても、一生続けていくと思います。ただ、歌と伴奏を一人でする技術がまだ足りません。ギターをもっと練習して、まずは「ギター1本を持ってどこにでも行けるアーティスト」になるところからかなと思います。マイクがなくてもギターが1本あれば路上ですぐに歌えるとか、そのくらいの持ち歌や演奏技術を身につけられたら一番いいなと思っています。

 

このページに対するお問い合せ先: 広報課

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