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古事記スポットを巡る旅~天孫降臨の地 高千穂へ~

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2017年7月6日更新

古事記スポット(高千穂峡)

 今年11月に創立135周年を迎える國學院大學では、日本文化を次世代へ継承するため様々な取り組みを行っています。そのひとつとして、平成24年に撰録1300年を迎えた「古事記」を取り上げ、わかりやすく解説することで、今まで古事記に触れたことがない方々に興味を持っていただくための活動「古事記スポットを巡る旅」を実施しました。

 アマテラスの孫であるニニギが地上に降り立ったとされる「天孫降臨」の地には諸説ある。今回はその中でも有力候補のひとつとされる、西臼杵・高千穂町へ。
 東京からは、羽田から安蘇くまもと空港まで1時間45分、空港からは高速バスまたはレンタカーで2時間程度。高千穂町は避暑地としても有名で、高千穂神社や天岩戸神社など古事記ゆかりの神社も多く、近くには、そそり立つ断崖が続く美観で知られ、国の名勝・天然記念物に指定高千穂峡や、雲海の名所として知られる国見ケ丘など自然を満喫できる観光スポットも多い。

樹齢800年の秩父杉が参拝者をむかえる:高千穂神社

古事記スポット(高千穂神社) 伊勢神宮と同じく第11代垂仁天皇の時代に創建されたといわれる高千穂神社は、高千穂八十八社の総社で、樹齢800年以上といわれる2本の秩父杉が、厳粛な雰囲気を醸し出します。その迫力ある木を眺めるだけで、溢れ出るエネルギーを感じます。

 向かいには「夫婦杉」という根元が一体となった杉があり、この廻りを、手をつなぎ3回廻ると家内安全の願いが叶うと伝えられ、朝から多くの夫婦やカップルが足を運んでいるのが印象的です。そして、こちらに訪れるならば夜も一興。毎晩行われる、高千穂の夜神楽(20時~約1時間/500円)はその迫力と美しさがあまりにも有名で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

弟に悩んだアマテラスが引き籠った場所 天岩戸神社

古事記スポット(天岩戸神社) アマテラスが弟君・スサノオのいたずらに怒り、岩戸に隠れた場所として古事記に記されているのが高天原の天の石屋戸。その石屋戸の舞台とされるのが、ここ天岩戸神社。太陽神アマテラスが洞窟に隠れたことで、天界・地上界は真っ暗闇となり、多くの疫病・災いが発生し、たくさんの悪霊が出て神々は困り果てます。神々は集まって相談をし、岩屋戸の前に榊の木を立て、勾玉や鏡を取り付け、アメノウズメにみだらな格好で踊ってもらいます。これを見た神々は大声で笑い、洞窟内で不思議に思ったアマテラスが顔を覗かせたところ、タヂカラオが岩戸を押し開いて、アマテラスを連れ出します。その後、岩屋戸には注連縄を張って封印します。天界と地上界は元のように明るくなり、無事平穏が戻りました。岩戸川を挟んで、西本宮と東本宮があり、両社とも御祭神はアマテラス。西本宮では、アマテラスがこもっていた天岩戸自体をご神体として祀り、遙拝所から参拝することができます。

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