神道文化学部 在学生インタビュー(43)

2017年3月8日更新

海外から来ました。京都の神社に奉職が叶いました

陳さん
フレックスB(昼間主)4年

―陳さんは海外出身者です。

かねてから日本の文化に関心がありました。高校進学に際しては、日本語コースを選択しました。
実際に日本語を学んで、いよいよ日本の書籍やアニメに親しむようになったのです。
日本への憧れは高まる一方でした。
はじめて日本を訪れたのは、高校在学中のことです。ホームステイでの短期滞在でした。

成人加冠式で 新成人代表として記念品を拝受

―大学進学に際して、日本の大学、それも神道文化学部への進学を選びました。

「日本の根っこは神道。ぜひ神道を学びたい…」
そんな思いが強まって、ついに神道文化学部への入学を決意するに至ったのです。
両親も背中を押してくれました。

授業で

―入学前後、不安はありませんでしたか?

まったく不安がなかったといったら嘘になります。
けれどもそうした心配はすべて杞憂に終わりました。
1年次の導入科目を経て、スムーズに学びの道に入ることができたのです。

松本久史准教授ゼミ(神道学演習)で

1年次の「古典講読 I」で、神道の古典『古事記』の楽しさに目を開かれました。
同じく1年次の「神道文化基礎演習」では、黒崎浩行先生から学修の基礎をご指導いただきました。
2年次の「神道文化演習」では、岡田荘司先生から文献の扱い方を学びました。
3年次からの基幹演習では、松本久史先生のもとで演習論文作成に励みました。
ひとつひとつの段階を経て、着実に自分の学びを深めていくことができたと思います。

若木祭 神輿渡御で

―神職課程を履修しました。

2年次、明治神宮で実習させていただきました。夜間、大前での大祓8巻奏上が鮮烈な思い出です。
3年次には、京都の神社で実習させていただきました。それ以来、京都のお宮で奉職することが私の夢になったのです。
4年次になって、幸いにも憧れの神社から受験の機会をいただきました。筆記と面接を経て、おかげさまで奉職内定をいただくことができました。京都の「水の恵み」を司る由緒あるお宮です。まことに夢のような僥倖です。

先頭が陳さん

―念願の奉職が叶いました。

私の母国には兵役があります。卒業後、暫く母国で兵役を務めたのち、正式に奉職させていただく予定です。宮司さまのご配慮に、只々感謝しております。
奉職後は、ひたすら神明奉仕にいそしみ、自己を陶冶していきたいと思います。
ゆくゆくは日本に帰化し、神道人として生涯を全うしたいものと願っています。

―志願者、入学予定者へのエールをお願いします。

私は、学部の様々な行事に積極的に参加してきました。
2年次の成人加冠式では、新成人代表として記念品を拝受しました。
例年の観月祭では、斎庭係として裏方仕事を担いました。
若木祭では、仲間たち一緒にお神輿を担ぎました。
志願者の皆さん、入学の暁には、この学部ならではの年中行事を、しっかりとエンジョイしましょう!

武田秀章学部長より

千年の王都、京都。
京都への憧憬は、日本人の魂に刷り込まれた文化的遺伝子と言っていいのかもしれません。
4年前、海原の彼方の国からやってきた陳さん。神道文化学部での学修の甲斐あって、洛外のお宮への奉職が叶いました。
「水の都」の源流を司る屈指の名社です。
そもそも京都の水の恵みは、次のように歌われてきました。

わたどのの下ゆく水の音きくも こよひひと夜となりにけるかな(明治天皇御製)
かにかくに 祇園はこひし寝(ぬ)るときも 枕のしたを水のながるる(吉井勇)

憧れのお宮に奉職が叶った陳さん。その有り難いご縁のままに、只管神明奉仕の道を全うすることを、心から念じ上げたいと思います。

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