2016年1月29日更新
神道文化学部で生き生きと学ぶ学生諸君。
そんな学生さんの声をお届けします。
宮本さん
フレックスB(昼間主)4年
「津軽の神職の家に生まれました。私は生来「ふるさと大好き人間」です。卒業後は、地元で就職して、神社をお手伝いしていきたい…ずっとそう考えていました」
「観月祭では、3年次・4年次と、引き続きで舞人を務めることができました。私の何よりの喜びは、観月祭や神輿渡御等、折々の行事を、仲間たちと力を合せて成し遂げることでした」
「かけがえのない仲間たちと、こうした行事の感動と昂揚を共有してきました。おかげさまで、大学生活を謳歌することができたと思っています」
「私は生来の「お祭り野郎」でもあります。大学のお祭りを盛り上げたように、ふるさとの祭りを盛り上げていきたい。心からそう思っています」
「3年次から黒崎浩行先生のゼミに入りました。ゼミでは、郷土の祭礼「ねぶた行事」の歴史と現状を巡って研究を続けています。黒崎ゼミでは、地域と祭礼の関わりについて関心を抱く多くのゼミ生が学んでいます。「地域社会と祭礼」「地域社会と神社」の問題を巡って、全国各地の事例が寄せられます。皆で意見交換しながら、地域における祭礼の在り様について、共に考え、共に模索してきました」
「黒崎先生は、実際に全国を巡ってこの問題を研究している専門家です。いつも有益なアドバイスをしてくださいます」
「入学以来、消防や県警、自衛官等の職種を志望していました。小さい頃から、世のため人のために尽くす仕事に憧れていたのです。キャリアサポート課の方々と相談しながら、懸命に就職活動を進めました。おかげさまで、先般、自衛官候補生の合格通知をいただくことができました。卒業後は自衛隊勤務が待っていますが、いずれはふるさとに戻って、兄と共に神社を担い、地域社会を支えていきたいと願っています」
「「自分の心に素直であれ」、これが私のポリシーです。自分のもっとも大切なもの、かけがえのないものを振り返ってください。そうすると、そこに至るための道筋が、自ずから見えてくるのではないでしょうか」
「私の大切なものは、やはり懐かしいふるさとでした。いずれは、ふるさとでも雅楽の団体を立ち上げ、大学時代同様、皆で雅楽の道を楽しんでいきたいものと夢見ています」
宮本さんの飄々たる語り口は、どこか「津軽訛り」を感じさせるところがあります。
郷里津軽を愛してやまない宮本さん。
私は、宮本さんの話を聞きながら、太宰治の「津軽」を思い起こしていました。
宮本さんもまた、幼少時から、自らの「津軽」の物語を紡いできたのでしょう。
宮本さんは、「祭りの学部」の、最強の「お祭り野郎」として活躍してきました。
観月祭での凛々しい舞姿、神輿渡御でのやんちゃな弾けっぷり…宮本さんの生き生きとした姿は、私の眼にしっかりと刻まれています。
「大学の祭りを盛り上げたように、ふるさとの祭りを盛り上げていきたい」と語る宮本さん。
宮本さんの夢の実現を、心から祈りたいと思います。
このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部
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