福岡 英明

教授

福岡 英明

フクオカ ヒデアキ

専門分野
憲法
本学就任
2004年04月01日
担当教科
憲法1、憲法2、憲法、応用演習(憲法)

著書・論文紹介

フランスの憲法裁判所である憲法院の判例研究のうち、司法と権力分立に関する重要判例を整理、分析した。司法裁判権と並立する行政裁判権の憲法上の根拠(権力分立のフランス的観念)、行政裁判権の固有の管轄、裁判の円滑な運営という観点から例外的に許容される行政裁判権と司法裁判権の管轄の一本化、違法な行政行為の法律による事後的な適法化(法律による追認)といった論点を扱った。

フランス憲法の統治構造に関する諸問題のうち、大統領制について担当した。強力かつ安定した行政府と議会制の合理化を目指した第五共和制憲法の統治機構における大統領の地位の正当性(間接選挙から直接選挙への変化)、権限(固有の権限と首相と共有する権限)、責任(政治責任と刑事責任)について近年の憲法改正を踏まえて分析した。

「株式会社の政治献金と株主の政治的信条・投票の自由」を寄稿した。一般会費とも特別会費ともいえない独特な方法で資金が捻出される株式会社の政治献金が株主の政治的信条や投票の自由を侵害すること、しかしながら、司法的救済は法技術的に困難であること、したがって、立法による解決しか残されていないことを論じた。

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教授からのメッセージ

 憲法は人権論と統治機構論から成り立っています。授業では、人権論が中心になります。人権論の講義や演習では、最高裁判例を正確に読み取ること、主要な学説をきちんと理解すること、ある法令の合憲の主張と違憲の主張を自在に組み立てられること、これとは別に私見を示せることなどに留意しています。ともあれ、基本的な知識や考え方を身につけ、それらを自由自在に駆使することができれば、司法試験で出題される初見の問題も自信を持って解答できると確信しています。基本に忠実に勉強してください。

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