久保田 裕子

教授

久保田 裕子

クボタ ヒロコ

所属
経済学部 経済学科
研究分野
消費者問題、消費者運動、有機農業運動、食料・農業問題
  • 研究・教育活動

    学位

    家政学学士

    研究テーマ

    論文

    健康・安全・環境の持続性を求めて(1)(2)(3)  ―第46回日本有機農業研究会大会総会の問題提起(2018/05/25)

    有機農業推進のための「有機」表示と認証をめぐる課題 ―IFOAM のPGS 視点をもつ「提携」推奨へ向けて(2014/10/20)

    著書

    有機農業への消費者の理解促進と「提携」に関する調査報告(2010/03/01)

    『食の安全基礎知識』(2010/02/20)

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教員からのメッセージ

消費者の視点で捉え直す
 現代社会における私たちの生活は、「消費者」としてのさまざまな「商品・サービス」を購入し、使うことと深く関わっています。かつては、衣食住など多くの物やことは家底で行われていました。今では最も基本的な食事さえ、お店の弁当を購入したり、外食を利用したりというように、家事の社会化が進んでいます。
 私たちは日々、商品・サービスを選び、購入していますが、それらが個々人の生活の内容・質を規定すると同時に、消費者が何を買うか、買わないかが市場経済のしくみを通して、経済社会やさらには資源・エネルギー・環境などにも影響を及ぼしていきます。しかし、「消費者」一人一人は、現代の巨大化した事業者(企業とか会社など)に比べると、市場においては小さな存在です。そのため、多くの消費者被害や消費者問題が生じ、消費者運動が展開されてきました。
 消費者経済学は、経済活動の本来の目的である「人々の暮らしを良くする」ために「消費者」(市民・生活者というとらえ方もできます)の視点から現代の経済社会を解明し、経済や社会のあり方の考察して行きます。多岐にわたる消費者問題の中で、私がテーマにしているのは、食や農や環境に関する問題です。遺伝子組み換え作物の問題、BSE(いわゆる狂牛病)問題、有機農業運動など、たんに個別の安全性問題にとどまらない幅広い内容を含んでいます。
 日本でも世界でも、人々が地域や社会でいきいきと、そして自然環境と調和しなが暮らしていくために、消費者・市民運動、NPO活動が行われています。具体的な問題を取り上げ、参加型アクション・リサーチの方法を取り入れ、実践的に学んでいきたいと思っています。

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