地域を見つめ地域を動かす

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、「不要不急」の外出を控えることが求められ、“不自由さ”を経験した私たちは、「もし、自由に時間を使えるなら、自分は何がしたいのだろうか」と、改めて真剣に考えたのではないでしょうか。観光まちづくり学部観光まちづくり学科の教育の柱は、「地域の魅力を見つめて、地域を動かしていくこと」ですが、海外への渡航が難しく、県境をまたいで移動することさえもはばかられる今、これまでは「近いからいつでも行ける」からと意識していなかった国内旅行を楽しもうと考える人も増えているようです。「観光」という観点から考えれば、この状況は、自分たちの足元を見つめ直すことができ、観光まちづくりの視点を持つきっかけになると捉えることもできるでしょう。

 東日本大震災を経験して以来、観光は「地域復興」の力にもなりえるということも言われるようになってきました。私たちも学部開設の構想当初から地域の減災や危機管理を学ぶ科目を準備してきましたが、災害をはじめ、今回のコロナ禍のような問題に直面したときに、地域として観光資源の質を向上させ、どのように対応していくかを考え、主体的にまちづくりに働きかけができる力を育んでいきたいと考えています。

  • 観光まちづくり学科

    観光まちづくり学科では、日本各地の歴史、文化、自然をみつめ、観光を基軸に持続可能な「まちづくり」を考え、多様な側面から地域に貢献していくことができる人材を育てていきます。人口減少社会に直面しているいま、私たちが暮らす地域をいかにして次世代へ引き継いでいけるかが、喫緊の課題となっています。

  • 地域の環境・社会・経済に関する幅広い知識と技術を身に付け、それらを有機的に統合し、より良い未来へ向けた「観光まちづくり」の提案と実践ができる人材が各地で求められています。本学部では、文系・理系の垣根を越え、地域を支える学問を理論と実践の両面から、分野横断的に学ぶことができます。

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