2023年6月20日更新
「父祖の跡を継いで神職になりたい。」
「将来、神社に奉仕してみたい。」
こんなふうに考えている人は、是非、神道文化学部で学ぶことを勧めます。
神職資格を取得するには、祭式作法をはじめ、たくさんの科目を学ぶ必要があります。
同じ目的を持つ者が、四年間にわたって体系的かつ専門的に学ぶことのできるカリキュラム。
同じ志を持つ者が、互いに励ましあい、切磋琢磨し合うことができる環境。
これこそ、わが神道文化学部の伝統であり、誇りです。
神道文化学部の四年間で、広く深い学識を身に付け、地域社会のリーダーとして活躍して欲しいと願っています。
二千年以上前から、神社は日本人の心の拠りどころでした。
地域の歴史・風土に根差した神社の存在は、現代に生きる我々にとっても、地域における絆や、日本人としてのアイデンティティを確認するうえで重要な役割を果たすことが期待されています。
神社を守り、新しい時代に継承し、発展させる。是非、そのような神職を目指してください。
一般家庭出身でも、男女・国籍を問わず神職課程を履修でき、神職資格取得への門戸は開けています。
ただし、履修は神明奉仕(神社での勤務)を前提としていますので、単に「資格が欲しいから」といった安易な態度での履修は好ましくありません。
また資格取得には、祭式(作法実技)科目の単位修得や、正課外の神社実習が必須となります。
近年は、北海道から沖縄県まで、およそ200社の全国神社からの求人申し込みがあります。特に、本学卒業生が奉仕する神社からは、「後輩を受け入れたい」との強い要望が寄せられています。
なお、学生の希望が男女とも首都圏に集中していますが、それ以外の地域での奉職も学生に推奨しています。
本学学部の神職課程履修者と神道学専攻科の学生には、在学中に大学及び全国の神社で、およそ30日間の神社実習が課せられます。神社での実習は、神職に必要な基礎的教養を身に付けるだけでなく、信仰心を深め、神職になる者としての信念を堅固にするため、禊行や、社殿清掃などの社頭奉仕を行います。
別科神道専修の学生は、東京都内神社での住み込み実習が在学中義務付けられます。神社への配属は、東京都神社庁との協議により決定されます。
本学には、神職子女を後継者として育成することを目的として、神道・宗教特別選考で入学した新入生を対象とした「神職子女奨学金」の制度があります。
また、フレックスA(夜間主)コースに在籍し、所定の時間帯のみで授業履修する学生を対象に、「フレックス特別給付奨学金」を設けております。
なお、同コースの学生を対象とした、東京都内の神社に住み込みで奉仕する実習生制度を活用すれば、下宿費・食費が不要となり、また実習神社から別科授業料相当額が支給されます。詳細は神道研修事務課までお問い合わせください。
このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部
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