文学部について

2017年4月1日更新

 國學院大學は、明治十五年(1882)に設立された皇典講究所をその母胎・前身とし、国史・国文・国法を専修する学校として構想された経緯があります。文学部は、その皇典講究所設立の精神や研究・教授の歴史と伝統を直接に担う学部であり、文学部の歴史は本学の歩みそのものであるともいえるでしょう。

 そのような歴史と伝統とを背負いながら、文学部はいま、新たな試練に直面しています。すなわち近年、大学の学問研究と教育とに対する社会の要請は、ますます強まっていく国際化・高度情報化への対応、生涯教育機能の強化、学際化への対応、学術研究の高度化への対応を求めています。文学部においてもこうした要請に応える組織と教育内容の充実に積極的に取り組んでいかなければなりません。

 組織と教育内容の充実という動きは、文学部の学科構成の再編成、いわゆる一般教育課程の見直し・再編成という形で、一つの結実をみました。すなわち、平成七年度からの教養総合カリキュラムの導入、平成八年度の文部省認可による文学部(第一部)の神道学科、日本文学科、史学科、中国文学科、哲学科、外国語文化学科の六学科体制がそれです。これらの学科および教職など各種資格課程、外国語・スポーツ身体文化・自然科学の各研究室は、さらなる新しい文学部像を模索し続けています。そのあらわれが、平成十四年度の神道学科を母体とした神道文化学部の新設であり、平成十七年度からの日本文学科・史学科の昼夜開講制への移行です。
 なお、中国文学科・哲学科・外国語文化学科においては、一日七時限を有効に活用する体制を整えました。

 本学の創立百二十周年にあたる平成十四年には、神道文化学部の独立とともに、本学が、世界的な研究教育拠点の形成をめざした文部科学省の「二十一世紀COEプログラム」(人文科学)の拠点校に選定されたことも 、特記すべきことでしょう。

 今後の文学部は、「教養総合」の理念をさらに発展させ、本学の中心的な役割を担う学部として、日本文化の研究を深化させると同時に、異文化との比較・相対化を通じて日本文化を世界へ創造的に発信することができる組織体として、各学科が有機的かつ緊密に連携する総合的な学部をめざすことになるでしょう。
 そしてそのことは、世界的な研究拠点校に選定された大学としての責務でもあります。
 みなさんは、こうした現況にある文学部に身を置き、その一員として、研鑚を積もうとしているのです。

文学部の教育研究上の目的

 日本文化の研究を深化させるとともに、異文化との比較・相対化を通して、日本文化を世界へ創造的に発信することのできる人材を育成すること。

文学部各学科の「人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的」

日本文学科
 古代から現代にいたる日本の、文学、言語、伝承などを通して、我が国の伝統文化や精神を体系的に学習することにより、社会や物事の本質をとらえ、創造的に思考し、広く社会に資することのできる人材を育成すること。

中国文学科
 中国文学を中心に、関連する諸領域の学習を通して、専門的教養に支えられた根源的視点と創造的思考力を養い、広く国際社会に貢献できる人材を育成すること。

外国語文化学科
 高い外国語能力を習得し、外国文化を学際的・総合的に学ぶことによって、高度なコミュニケーション能力と問題を論理的に分析解決する能力とを備え、国際社会において主体的に活躍できる人材を育成すること。

史学科
 日本史、西洋史、東洋史、考古学及び歴史地理の実証的な学習と研究を通して、客観的かつ批判的分析能力を養い、広く社会に貢献できる人材を育成すること。

哲学科
 哲学・倫理学及び美学・芸術学についての多様な知識の修得を通して、理論的かつ実践的な思考能力を養い、社会に資する創造的人材を育成すること。

文学部の学士課程教育3ポリシー

このページに対するお問い合せ先: 文学部、文学部資料室

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