2024年6月28日更新
【人間開発学部 学部長メッセージ】
人間開発学部・太田直之新学部長が目指す、学部の姿 -前編-
人間開発学部・太田直之新学部長が目指す、学部の姿 -後編-
人間開発学部は、人間発達に関する諸領域の専門的知識の教授及び体系的な実践的指導を通して、広い視野と深い洞察力を備え、多様な分野において、人間の持つ資質・能力を開発することのできる創造性豊かな人材を育成することを目的とする。
初等教育学科
子どもの育成指導に関する専門的知識を教授し、体系的な実践的指導を行うことを通して、子どもの資質・能力を開発し、人間力を備えた人材を育むことのできる指導者を育成すること。
健康体育学科
健康教育並びにスポーツにかかる伝統、文化及び技能に関する専門的知識を教授し、体系的な実践的指導を行うことを通して、人々の資質・能力を開発し、豊かで充実した社会生活の創造に貢献できる指導者を育成すること。
子ども支援学科
子ども・子育て支援に関する専門的知識を教授し、保育現場や地域社会と連携した実践的指導を行うことを通して、子どもの資質・能力を開発し、豊かな生活環境の創造に資することのできる指導者を育成すること。
人間開発学部は、以下の教育目標を達成するために設けられた授業科目を履修して所定の単位を修得し、かつ、共通教育プログラムにおいて所定の単位を修得した者に、学位(初等教育学科、子ども支援学科は教育学、健康体育学科は体育学)を授与します。
A 知識・技能
(DP-A1)建学の精神に基づく日本の伝統文化に関する知識を修得し理解できる。
(DP-A2)人間開発に関する理論的知識を修得し理解できる。
(DP-A3)人間開発に関する実践的知識・技能を修得し理解できる。
B 思考力・判断力・表現力
(DP-B1)人間開発に関する諸課題を論理的・科学的に考究することができる。
(DP-B2)教育・指導の場において自ら判断し体系的な実践指導ができる。
(DP-B3)修得した知識・技能を、口頭、文章、身体、作品などの方法で表現することができる。
C 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
(DP-C1)人間開発に関する課題を探求し、主体的・継続的に学ぼうとすることができる。
(DP-C2)教育・指導の実践の場において、人間が持つ多様な資質・能力について理解し、尊重することができる。
(DP-C3)教員や学生、或いは地域社会の人々などと連携・協働し、様々な課題について取り組むことができる。
人間開発学部初等教育学科は、以下の教育目標を達成するために設けられた授業科目を履修して所定の単位を修得し、かつ、共通教育プログラムにおいて所定の単位を修得した者に、学位(教育学)を授与します。
A 知識・技能
(DP-A1)建学の精神に基づく日本の伝統文化に関する知識を修得し理解できる。
(DP-A2)初等教育に関する理論的知識を修得し理解できる。
(DP-A3)初等教育に関する実践的知識・技能を修得し理解できる。
B 思考力・判断力・表現力
(DP-B1)初等教育に関する諸課題を論理的・科学的に考究することができる。
(DP-B2)教育・指導の場において自ら判断し体系的な実践指導ができる。
(DP-B3)修得した知識・技能を、口頭、文章、身体、作品などの方法で表現することができる。
C 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
(DP-C1)初等教育に関する課題を探求し、主体的・継続的に学ぼうとすることができる。
(DP-C2)教育・指導の実践の場において、人間が持つ多様な資質・能力について理解し、尊重することができる。
(DP-C3)教員や学生、或いは地域社会の人々などと連携・協働し、様々な課題について取り組むことができる。
人間開発学部健康体育学科は、以下の教育目標を達成するために設けられた授業科目を履修して所定の単位を修得し、かつ、共通教育プログラムにおいて所定の単位を修得した者に、学位(体育学)を授与します。
A 知識・技能
(DP-A1)建学の精神に基づく日本の伝統文化に関する知識を修得し理解できる。
(DP-A2)体育・スポーツ科学に関する理論的知識を修得し理解できる。
(DP-A3)体育・スポーツ科学に関する実践的知識・技能を修得し理解できる。
B 思考力・判断力・表現力
(DP-B1)体育・スポーツ科学に関する諸課題を論理的・科学的に考究することができる。
(DP-B2)教育・指導の場において自ら判断し体系的な実践指導ができる。
(DP-B3)修得した知識・技能を、口頭、文章、身体、作品などの方法で表現することができる。
C 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
(DP-C1)体育・スポーツ科学に関する課題を探求し、主体的・継続的に学ぼうとすることができる。
(DP-C2)教育・指導の実践の場において、人間が持つ多様な資質・能力について理解し、尊重することができる。
(DP-C3)教員や学生、或いは地域社会の人々などと連携・協働し、様々な課題について取り組むことができる。
人間開発学部子ども支援学科は、以下の教育目標を達成するために設けられた授業科目を履修して所定の単位を修得し、かつ、共通教育プログラムにおいて所定の単位を修得した者に、学位(教育学)を授与します。
A 知識・技能
(DP-A1)建学の精神に基づく日本の伝統文化に関する知識を修得し理解できる。
(DP-A2)幼児教育・保育に関する理論的知識を修得し理解できる。
(DP-A3)幼児教育・保育に関する実践的知識・技能を修得し理解できる。
B 思考力・判断力・表現力
(DP-B1)幼児教育・保育に関する諸課題を論理的・科学的に考究することができる。
(DP-B2)教育・指導の場において自ら判断し体系的な実践指導ができる。
(DP-B3)修得した知識・技能を、口頭、文章、身体、作品などの方法で表現することができる。
C 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
(DP-C1)幼児教育・保育に関する課題を探求し、主体的・継続的に学ぼうとすることができる。
(DP-C2)教育・指導の実践の場において、人間が持つ多様な資質・能力について理解し、尊重することができる。
(DP-C3)教員や学生、或いは地域社会の人々などと連携・協働し、様々な課題について取り組むことができる。
「人間開発」を目指す本学部の主な目的は、( 1 )本学の建学の精神である「神道精神」を中核とする「日本の伝統文化」を対象とする学びを基盤としつつ、その継承・発展を担い、未知なる広い「世界」を視野に入れた活動のできる人材を育成すること、(2)これからの教育者や指導者が修得しておくべき「コア・コンピテンシー」(中核能力)、すなわち、①論理的科学的思考能力、②身体表現力を含む自己表現力、③獲得した知識・技能の活用力、④体験的に課題解決を求めて探究する能力、を的確に育成し、これらの能力を統合する「人間力」を備えた人材を育成すること、(3)「民学官」(住民・大学・行政)連携を掲げ、大学と地域社会・地域住民がともに手を携えて地域における社会貢献活動を推進する「共育」によって、「地域に育てられ、地域とともに育つ」人材を育成することにあります。そして、その具体的な帰結として、高度な教育力と指導力を持つ教員や地域の子ども・子育て支援をリードする指導者、地域・企業において教育・健康指導を担うスペシャリストを養成することこそが、人間開発学部の設置理念であり、目標なのです。
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CP1 本学の「建学の精神」に基づいた日本の伝統文化に関する教育
本学の「建学の精神」である「神道精神」(日本人としての主体性を保持した寛容性と謙虚さ)に基づく伝統文化教育により、「人間開発」の基盤となる日本の伝統文化の意義を学び、その継承・発展を担う人材を、主に学部コア科目を活用して育成する。
CP2 「科学する眼」と「実践する力」を具えた「人づくりのプロ」の育成
人間は単に「人材」としてではなく、活かされるべき対象として「開発」育成するためには、人づくりのためのこれまでにない理論と技術が必要とされる。それこそが「科学する眼」と、それを基礎力とした「実践する力」であり、それらの力は、基幹科目、展開科目、演習・実習科目の中で総合的に培われる。
CP3 社会体験的な実習・演習を通した大学と地域社会との連携による「共育」
人間開発学部では、決められたカリキュラムの学習だけではなく、積極的に地域社会に出て経験を積むことを大切にしています。自分だけで学ぶだけではなく、他者と関わること共に学ぶ「共育」を、演習・実習科目、社会活動を通じて、実現していく。まずは、自分の興味・関心のあるものから始め、学内のイベントにも参加し、少しずつ社会との関わり、経験を積んでいく。
CP4 「やってみたい」(夢)を「できる」(実現)に導く多彩なカリキュラム編成
人間開発学部では学部生の夢が実現できるようにサポートし、伸ばし育ていく。一人ひとりの個性が生きるように、また、興味や関心に対応し、満足することができるように展開科目や関連科目が準備されている。得意な分野でさらに自分の力を磨くことが可能である。
CP5 教員と学生たちが心を通わせて響き合う少人数型の「響同」学習
キャンパスライフの前半は基幹科目や演習・実習科目の中でクラスに相当する「ルーム制」、後半は指導ゼミ教員を中心とした「ゼミ制」といった、少人数型の学びが準備されている。学修上の課題や体験活動について教員が学生とともに取り組み支援することにより、教員と学生が心を通わせて響き合う「響同」学習を目指している。
人間開発学部では、自らの資質・能力の向上と人間力育成を求めるとともに、教育者・指導者に強い志向性を有することが求められます。そのための基礎学力を持ち、自ら学ぼうとする学習意欲を保持し、十分なコミュニケーション力を有してそれをより高めようとする学生を受け入れます。
心身の発達に関する教養を総合的に身につけていくため、幅広い分野に関心を持って学んできており、さらに、今後の学生生活・卒業後の進路について展望を持っている学生を受け入れます。
◎求める人材、期待される入学者像
【初等教育学科】
初等教育学科では、日本の教育への関心と理解があり、教育の諸領域における各種問題に関する専門的な知識や技能の修得を目指して、「教育の専門家」を志す意欲の高い学生を受け入れます。
【健康体育学科】
健康体育学科では、身体運動や身体諸機能への関心と理解があり、健康の維持増進のあり方と多様なスポーツに関する専門的な知識や技能の修得を目指して、様々なライフステージでの健康・体育分野への寄与を志す意欲の高い学生を受け入れます。
【子ども支援学科】
子ども支援学科では、日本の幼児教育・保育への関心と理解があり、幼児教育・保育の諸領域における各種問題に関する専門的な知識や技能の修得を目指して、「幼児教育・保育の専門家」を志す意欲の高い学生を受け入れます。
◎入学者選考の観点
(AP 1) 知識・技能
(AP 2) 思考力・判断力・表現力
(AP 3) 主体性・意欲・志向性
※具体的な入試制度と観点との関連は別表の通りです。
◎入学までに身につけるべき教科・科目
教師や指導者になるためには、幅広い分野に関心を持って学ぶ姿勢が必要です。そのための基本的な能力は言語力であり、「国語」の修得が必須となります。
日常生活の中において学習する習慣をつけていることが大切であり、高校での修学以外に、次にあげるような能力検定試験を受験(合格)していることが望ましい。
・漢字検定:準2 級以上
・日本語検定: 3 級以上
・実用英語技能検定:準2 級以上
・歴史能力検定(世界史または日本史): 3 級以上
・実用数学技能検定:準2 級以上
・理検STEP: 2 級以上など、高校中級以上のレベル。
入試制度 | 選考方法 | AP1 | AP2 | AP3 | 本入学制度の狙い |
A日程・B日程 | 個別学力試験 | ◎ | 高等学校で履修する科目について、高等学校卒業相当の学力を持った者を受け入れる。 | ||
V方式(Ⅰ期・Ⅱ期) | 大学入試センター試験 | ◎ | 高等学校で履修する科目について、高等学校卒業相当の学力を持った者を受け入れる。 | ||
公募制自己推薦(AO型) | エントリーシート | ○ | ○ | 「人間開発」に強い関心を持ち、本学部・学科への志向性が高い者を求めている。 レポート、小論文、面接試験、実技(子ども支援学科のみ)による試験を行う。 |
|
自己推薦書 | ○ | ||||
活動報告書・添付資料 | ○ | ○ | |||
レポート | ◎ | ◎ | ○ | ||
小論文試験 | ◎ | ◎ | ○ | ||
面接試験 | ○ | ◎ | |||
実技(【子】のみ) | ○ | ◎ | ◎ | ||
系列三高校推薦 | (現在、検討中) | ||||
協定校推薦 | (現在、検討中) | ||||
指定校制推薦 | 調査書 | ○ | 「人間開発」に強い関心を持ち、本学部・学科への志向性が高い者を求めている。 本学から依頼した高等学校または中等教育学校の学校長の推薦に基づく受験生に対して、プレゼンテーションと口頭試問・面接試験を行う。 | ||
プレゼンテーション | ○ | ○ | ○ | ||
口頭試問・面接試験 | ○ | ○ | |||
スポーツ推薦(【初】【健】のみ) | (現在、検討中) | ||||
院友子弟等特別選考 | 志望理由書 | ○ | ○ | 「人間開発」に強い関心を持ち、本学部・学科への志向性が高い者を求めている。 全国の院友(本学卒業生等)子弟等からの受験生に対して、レポート、小論文、面接、実技(子ども支援学科のみ)による試験を行う。 | |
レポート | ◎ | ◎ | ○ | ||
エントリーシート | ○ | ○ | |||
活動報告書・添付資料 | ○ | ○ | |||
小論文試験 | ◎ | ◎ | ○ | ||
面接試験 | ○ | ◎ | |||
実技(【子】のみ) | ○ | ◎ | ◎ | ||
セカンドキャリア(【健】のみ) | 論作文 | ◎ | ◎ | ○ | 公益社団法人日本プロサッカーリーグならびに一般社団法人日本プロ野球選手会のセカンドキャリア育成の一助として、健康体育学科において、教員免許状を取得し、将来、健康やスポーツ分野でのリーダーを目指す者を求めている。論作文、面接による試験を行う。 |
面接試験 | ○ | ◎ |
学習指導要領の改訂で重視されることとなった伝統文化、古典文学、体験活動を踏まえながら、現在の教育界が抱える様々な問題に対応できる高度な教育力と指導力を備えた小学校教諭の育成を目的とします。その他、小学校教育との接続を目指す創造性豊かな幼稚園教諭、一般企業の教育担当スペシャリスト、出版・育児関係の教育産業従事者など、さまざまな分野で課題解決に対応できる人材の育成を目指します。
定員 100名
【初等教育学科の紹介】
優れた競技成績だけを重視するのではなく、競技生活における「失敗」や「挫折」の経験を、高度な教育力と指導力に結びつけることを目的とします。中学校・高等学校保健体育科教員および健康・スポーツ指導者の養成や、多様な変化を見せる健康・スポーツに適切に対応できる専門的知識や自己表現力・コミュニケーション力を身につけた地域社会におけるスポーツリーダー、消防や警察など人命の安全に係る公務員などの養成を目指します。
定員 130名
【健康体育学科の紹介】
本学の建学の精神(神道精神:主体性を保持した寛容性と謙虚さ)に基づく日本的子育て観や子ども文化の理解を踏まえた「人間開発」型の幼児教育・保育を基盤としつつ、「子どもと子育てを応援」する「手当ての幼児教育・保育」を目指し、地域社会における「子ども・子育て支援」をリードする人材を養成します。
定員 100名
【子ども支援学科の紹介】
「獲得した知識・技能の活用力」「論理的・科学的思考能力」「身体表現力を含む自己表現力」「体験的に課題解決を求めて探究する能力」といった4つのコア・コンピテンシー(中核能力)を修得し、統合することにより「人間力」を育成します。
本学の「建学の精神」である「神道精神」(日本人としての主体性を保持した寛容性と謙虚さ)に基づく伝統文化教育により、「人間開発」の基盤となる日本の伝統文化の意義を学び、その継承・発展を担う人材を育成します。
人間は単に「人材」としてではなく、活かされるべき対象として「開発」育成するためには、人づくりのためのこれまでにない理論と技術を必要とします。それはこそが「科学する眼」と、それを基礎力とした「実践する力」なのです。
「やってみたい」という夢はあるが誰しも不安を持っています。人間開発学部ではその夢が実現できるようにサポートし、伸ばし育てます。 一人ひとりの個性が生きるように、また、興味や関心に対応し、満足することができるように展開科目を準備しました。得意な分野でさらに自分の力を磨くことが可能です。
キャンパスライフの前半はクラス分けの「ルーム制」、後半は指導ゼミ教員を中心とした「ゼミ制」になります。学修上の課題や体験活動について教員が学生とともに取り組み支援することにより、教授と学生が心を通わせて響き合う「響同」学習を目指します。
学部・学科の紹介だけでなく、在学生や卒業生の声がいっぱい詰まっています。ぜひご覧になって人間開発学部を感じてください。
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