國學院大學 研究開発推進機構 紀要

2024年3月12日更新

 『國學院大學 研究開発推進機構 紀要』は、本機構各機関・構成員の研究成果を発信するために、毎年1回刊行されています。また、毎年度秋に行われる公開学術講演会の講演録も掲載されています。

  • 第16号(令和6年3月)

    事業成果論文
    八百万の神の祓の効用と、その受容―平安時代中期までの百官大祓を中心に―(加瀬直弥)
    日本民俗学における里山研究の課題と展望(伊藤新之輔)成聖地運営の担い手と参詣者の関係性―昭和戦後期における武州御嶽山を事例として―(髙田彩)

    事業成果
    『古事記』注釈(「古事記学」研究会 編)
      凡例
      (三十七)葦原中国平定(二)
      (三十八)葦原中国平定(三)                                    
      (三十九)葦原中国平定(四)
      補注解説                                                                                 翻訳
     英訳『古事記』Studies on the Kojiki(「古事記学」研究会 編)
      Chapter 19: The Heavenly Rock Cave (III)
      Chapter 20: Origin of the Five Grains
      Chapter 21: The Eight-tailed Serpent (I)
      Chapter 22: The Eight-tailed Serpent (II)

    公開学術講演会
    國學院大學における博物館黎明期―戦後間もなくの考古学資料室と考古学会―(下津谷達男)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第16号

  • 第15号(令和5年3月)

    事業成果論文
    熊野参詣と五体王子(髙橋あかね)
    新神道とは何であったか―メディア排宗教運動としての雑誌『日本主義』―(木村悠之介)『古事記』の絵本化についての考察 ―黄泉国神話を対象に―(鶉橋辰成)

    資料紹介
    宮地直一旧蔵『諏訪神道書(諏訪大明神深秘御本事大事)』写の自筆注記について 解題と翻刻(大東敬明)

    事業成果
    『古事記』注釈(「古事記学」研究会 編)
      凡例
      (三十五)大年神の系譜
      (三十六)葦原中国平定(一)
      補注解説

    翻訳
     英訳『古事記』Studies on the Kojiki(「古事記学」研究会 編)
      Chapter 14: The Division of Realms among the Three Noble Offspring
      Chapter 15: Susanoo Goes Up to the Heavens
      Chapter 16: The Contest of Oaths
      Chapter 17: The Heavenly Rock Cave (I)
      Chapter 18: The Heavenly Rock Cave (II)

    公開学術講演会
    国学者の近代―学問の蓄積と継承―(大沼宜規)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第15号

  • 第14号(令和4年3月)

    事業成果論文
    石塚龍麿の歌論研究と古道論 ―『万葉集』を中心として―(鈴木健多郎)

    資料紹介
    〔西田長男旧蔵〕三条西実隆筆『延喜式』(抄)の翻刻・紹介(木村大樹)
    有栖川宮家伝来薫物具―薫物伝書を通じて―(田中潤)

    事業成果
    『古事記』注釈(「古事記学」研究会 編)
     凡例
     (三十四) 少名毗古那神との国作り
     補注解説

    翻訳
    英訳『古事記』Studies on the Kojiki(「古事記学」研究会 編)
     Chapter 10: The Land of Yomi (II)
     Chapter 11: The Land of Yomi (III)
     Chapter 12: Ablutions (I)
     Chapter 13: Ablutions (II)
     Further Comment (Chapter 9)

    公開学術講演会
    蒙古襲来と水中考古学(池田榮史)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第14号

  • 第13号(令和3年3月)

    テーマ論文
    井上正鐡と伊吹舎の接近(荻原稔)
    氏姓と太鼓の治道 ―細井貞雄『姓序考』を巡って―(河合一樹)
    明治中後期の神道青年運動における科学と宗教
     ―初期の神風会に至る宇宙論の位置づけから見た近代神道学前史―(木村悠之介)

    事業成果論文
    『延喜式』にみる聖体安穏祭祀(木村大樹)
    「大教宣布運動」と神葬祭(大番彩香)

    資料紹介
    伊豆山神社所蔵
    「紺紙金泥般若心経〈後奈良天皇宸翰/(伊豆国)〉」の伝来について(栗木崇)

    公開学術講演会
    参勤交代行列の構造

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第13号

  • 第12号(令和2年3月)

    事業成果論文
    神武記東征条「大熊髪出入」考―「髣髴」と「ほのかに」を中心として―(髙橋俊之)
    鎮魂祭の成立と大嘗祭(塩川哲朗)
    生活仏教論再考― Lived Religion 研究との比較から―(村上晶)

    解題・翻刻
    國學院大學神道文化学部所蔵『新嘗祭』の解題と翻刻(木村大樹)

    公開学術講演会
    折口信夫と神道・国学(阪本是丸)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第12号

  • 第11号(平成31年3月)

    特集 明治と文化
    研究論文
    明治前期における仏教者のキリスト教観―『明教新誌』を中心に―(星野靖二)
    随神の気風―植村正久における神道観の諸相―(齋藤公太)
    幕末・維新期における馬事儀礼とその受容(髙見澤美紀)

    公開学術講演会
    古代と近代の大嘗祭と祭祀制(岡田莊司)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第11号

  • 第10号(平成30年3月)

    特集 研究開発推進機構十周年

    公開学術講演会(一)
    縄文の哲学思想(小林達雄)

    平成二十九年度第四十三回「日本文化を知る講座」
    皇典講究所・國學院と『古事記』(渡邉卓)
    物語絵巻・絵草紙を読む(針本正行)
    國學院大學の考古学とコレクション形成(内川隆志)
    神道考古学から祭祀考古学へ―最近の祭祀遺跡研究から見た古代祭祀の実態と神観―(笹生衛)
    外から見た〈日本文化〉(星野靖二)
    〈日本文化〉を誰に伝えるか(井上順孝)
    資料からみた祭り―祭具と神話(大東敬明)
    一宮の祭祀?―神事から一宮の実態を考える―(加瀬直弥)

    公開学術講演会(二)
    Researching Shinto as a Foreign Researcher (Helen Hardacre)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第10号

  • 第9号(平成29年3月)

    特集 日本文化研究の諸系譜
    研究論文
    『貧道集』の編纂意図―藤原教長の和歌と仏教―(荒木優也)
    祓具の諸相―大麻(おおぬさ)を中心に―(吉永博彰)
    明治国学と『神皇正統記』―刊本・注釈書から見る受容史―(齋藤公太)
    皇典講究所・國學院大學の「神道」研究と道義学科(髙野裕基)

    資料翻刻
    柴田常恵遺稿「雑録 人類学教室 考古学会のことども」―解題と翻刻―(石川岳彦、杉山彰子、大山晋吾)

    公開学術講演会(講演録)
    描かれた近世の祭礼(福原敏男)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第9号

  • 第8号(平成28年3月)

    研究論文
    特集 日本文化研究の展望
    日本の〈新宗教運動=文化〉研究の課題と展望(塚田穂高)

    事業成果論文
    建築儀礼に於ける御幣―近世の儀礼次第を用いて―(吉永博彰)
    大山為起と荷田春満の『古事記』注釈(齋藤公太)
    明治五年東本願寺の九州巡回説教―教導職制度揺籃期の教化活動―(芹口真結子)
    天野辰夫の思想と行動について―上杉愼吉の系譜から―(東郷茂彦)

    公開学術講演会(講演録)
    現代宗教は古代宗教と何が違うか?―宗教進化論再考―(井上順孝)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第8号

  • 第7号(平成27年3月)

    研究論文
    特集 日本文化研究と教育との関わり
    宗教文化教育の素材としての日本映画(井上順孝)
    宗教文化の学習におけるGPS利用教材の可能性と課題(天田顕徳)

    事業成果論文
    祭神論争における「伊勢」と「出雲」(武田幸也)
    垂加神道における『古事記』研究─神典解釈の問題を中心に―(齋藤公太)
    国民道徳論における祖先崇拝の宗教性―河野省三の敬神観念からの一考察―(髙野裕基)

    公開学術講演会(講演録)
    幕末政局と徳川慶喜―禁裏守衛総督・征夷大将軍期を中心に―(大庭邦彦)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第7号

  • 第6号(平成26年3月)

    研究論文
    特集 日本文化研究再考
    北米の日本宗教研究について(星野靖二)
    黎明期の書道教育考(益井邦夫)
    大国隆正の神観念についての一試論(上西亘)
    近代伊勢信仰研究の課題と展望(武田幸也)

    事業成果論文
    草稿本『古史伝』における篤胤の思想形成過程―神観・霊魂観と「青人草」―(小林威朗)

    公開学術講演会(講演録)
    古風土記の編纂と和銅六年官命(橋本雅之)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第6号

  • 第5号(平成25年3月)

    講演
    二十一世紀の教派神道(井上順孝)

    研究論文
    明治前期における好古家の実相―松浦武四郎と柏木貨一郎の土偶人の周旋をめぐって―(内川隆志・宇野淳子)
    和歌教育に見る短歌結社の一考察(益井邦夫)
    外国人が見た古事記―130年目の古事記―(平藤喜久子)

    公開学術講演会(講演録)
    『古事記』に読む古代の心―祭祀遺跡はなぜそこにあるか?―(辰巳和弘)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第5号

  • 第4号(平成24年3月)

    研究論文
    江戸の神社祭礼―その形と執行状況―(岸川雅範)
    GISと統計解析で縄文時代の環状列石を読み解く(中村大)

    公開学術講演会(講演録)
    地域神社研究のこれから―絆(きずな)と縁(えにし)の神社学―(櫻井治男)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第4号

  • 第3号(平成23年3月)

    研究論文(特集 神観・霊魂観)
    「祖・おや」の信仰と系譜―考古学資料と集落・墓域の景観から見た古代の祖先祭祀―(笹生衛)
    『霊能真柱』の霊魂観―宣長の継承者としての篤胤―(小林威朗)
    嘉永・安政年間の宮貞定雄―幽界への関心に着目して―(小田真裕)

    資料紹介
    國學院大學学術資料館所蔵 羽田野神主家文書 仮目録(遠藤潤)
    新出のB・Hチェンバレン、E・B・タイラー宛書状の紹介と検討(千々和到、平藤喜久子、福島直之、石井敦、星野靖二)

    公開学術講演会(講演録)
    現代イスラームと日本社会(小杉泰)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第3号

  • 第2号(平成22年3月)

    研究論文
    「古代学」としての考古学・「神道史」としての考古学―大場磐雄の子持勾玉論をめぐって― (中村耕作)
    新宗教の先祖祭祀の日韓比較―妙智會と圓佛教の事例を中心に―(李和珍)
    A New Perspective on Japanese Myth Education(Kikuko Hirafuji)

    目録
    ホルトム文庫文献目録(平藤喜久子、市田雅崇)

    公開学術講演会(講演録)
    近代日本の国家形成と学知の意義(山室信一)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第2号

  • 第1号(平成21年3月)

    創刊の辞(國學院大學研究開発推進機構長 阪本 是丸
    編集にあたって

    研究論文
    国学者の霊魂観 その思想と実践―荷田派を中心に―(松本久史)
    本居内遠「古学本教大意」の再検討―本居文庫本の翻刻から―(三ツ松誠)
    岡熊臣『三大考之追考』の「天地泉」―霊魂観研究の序として―(小林威朗)
    井上毅と明治国学(齊藤智朗)

    資料翻刻
    相馬地方における平田銕胤書簡(VI)(「近世国学の霊魂観をめぐるテキストと実践の研究―霊祭・霊社・神葬祭―」研究事業)

    講演録(公開学術講演会)
    神社本殿の建築的特質(藤澤彰)

    『國學院大學研究開発推進機構紀要』第1号

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