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スポーツは子どもの心と体の栄養

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人間開発学部 助教 伊藤 英之

2019年10月21日更新

 

 人間開発学部の教員がFMヨコハマ『Lovely Day』番組内のミニコーナー「SUKU SUKU SCHOOL」に毎週出演しています。

 このコーナーは小中学生の子を持つ親に向けてお送りする「子育て」をキーワードにしたプログラム。
「人を育てるヒトになる=人間力の育成」を教育目標に掲げた人間開発学部ならではの子育て論を展開していきます。

 今年度は小学校の行事に沿った内容で、8/19~9/30の7回を担当したのは人間開発学部の伊藤英之助教です。

 テーマは「スポーツ」。その模様をお伝えします。

 

「スポーツは子どもの心と体の栄養」

 スポーツはお子さんの成長に欠かせない大切な要素をたくさん持っています。幼少期であればさまざまな体の動かし方、小学生になると運動の中にあるルールを守ることの大切さや、目標に向かって努力することを考えられるようになってきます。これらの要素は人間形成や豊かな心の醸成にもつながります。ですので、小さいころからぜひスポーツに親しんでほしいと思います。

 

やる気を引き出す親になろう

 お子さんにスポーツをさせる時は、主体的に楽しんで行えるように親御さんはサポーターとして関わることが大切です。熱心なあまり、厳しい指導や勝手な目標設定をしてしまうと、子どもはやる気を失ってしまいます。

 スポーツに関わらず子育て全般に言えますが、声かけ一つで子どものやる気が大きく変わります。なかでも大きく違いが出るのは、結果に関わらず、取り組む過程や努力したところを「褒める」ことです。勝ち負けなどの結果だけを褒めてしまうと、子どもは良い結果を出さないといけないとプレッシャーを感じてしまうほか、良い結果がでるものにしかチャレンジしなくなってしまいます。失敗してしまった時は、「頑張ったよね、でもどこが悪かったのかな」と努力を認めた上で、何を変えれば成功するかを一緒に考えてあげると、失敗の経験が次の成功につながっていきます。

 一方、正しい行動がとれていなかったり、努力していなかったりする時は見逃さず、「叱る」ことも大切です。ただし感情的にならないように注意しましょう。なぜそうなったかを理解してあげてください。やりたくない理由があるのかもしれません。そこを子どもと向き合わずに流してしまうと、お子さんは自分のことを見てもらえていないと受け取ります。

 大事なのは、成功でも失敗でも「いつも過程をみてくれている味方がいる」という安心感。この安心感がお子さんに伝わると、次も努力を怠らず、取り組みが増える子どもに成長して行きます。

 

子どもを見守って親子で成長

 スポーツは、成功させることが目的でなく、その経験を通してお子さんが成長することが一番の目的であるということを忘れないでください。後ろから見守るスタンスで、子どもが成長していくさまざまな過程を一緒に楽しんでほしいです。親子で取り組んだスポーツの経験を生かして、物事がうまくいくためにはどのように行動したら良いかという方向に思考が進むと、子育て全般がもっと前向きなものになっていくでしょう。

 

FMヨコハマ『Lovely Day』番組内「SUKU SUKU SCHOOLは、毎週月曜日 午前11時20分~25分に放送中。

(放送はインターネットラジオ「radiko.jp」でも聞くことができます。)

伊藤 英之

研究分野

スポーツ心理学

論文

スポーツ実技の授業における運動強度のコントロールが感情に与える影響(2019/03/01)

メンタルトレーニングのアセスメントツールに関する基礎的研究―MHSA-2とDIPCA.3の関係による検討―(2019/02/28)

このページに対するお問い合せ先: 広報課

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