平成28年10月に行われた本学恒例の観月祭。
そのフォトアルバムが完成しました。
編輯担当者のメッセージをお届けします。
大きな行事を作り上げていく姿(神道文化学部2年 菊地さん)
大学に入学した当初は、観月祭の事はうっすらとしか知りませんでした。
初めて参加したときは非常に驚きました。
神道の大学であるとは言え、ここまで盛大な管絃・舞楽・神楽の行事が開催されている事は、他に類例を見ません。
私は普段、若木睦というお神輿サークルの広報担当として、ホームページ更新や新聞編集を行っています。そのノウハウを活かしまがら、「対外的に頒布しても恥ずかしくないクオリティを有し、かつ観月祭の魅力が見た人に最大限伝わるアルバム」を目指して編集に着手しました。
編集では、観月祭に参加する主たるサークル・部会の広報の皆さんと協力し、すべての部会の意見が反映されるよう連携を取りました。
製作期間は一か月以上に及びましたが、一週間に一度は打ち合わせの機会を設けながら編集作業に取り組みました。
観月祭の魅力は、表舞台に立つ演者、裏方を担う斎庭係、装束着装の衣紋方等々、すべての学生が一体となって行事に取り組む姿にあります。
今回の冊子では、その観月祭の姿をありのままに伝えるべく、学生のみならず教職員の方々からの様々な意見も取り入れました。
完成した内容については、もちろん演者の方々の写真が中心になりますが、斎庭係と衣紋方の写真も数多く掲載しました。
表舞台からは見えない「観月祭のバックステージ」の様子も隈なく伝えることによって、観月祭をまったく知らない人が見ても、その魅力が十分に伝わる内容に仕上げることができたと思っています。
観月祭アルバム所収 武田秀章学部長挨拶
「見せましょう、東北の底力を!」
東日本大震災に際しての、東北楽天・嶋選手(院友)の言葉です。
今回の観月祭の合言葉は、「見せましょう、國學院の底力を!」
此度の観月祭で、学生諸君は、舞楽に、祭典に、また膨大な裏方仕事に、底力の限りを尽くしました。
その底力が、「日本復興の底力」と力強く響き合うこと。
今回、われわれの思いはそこにありました。
力の限りを尽くし抜いた学生諸君に、心からの「ありがとう」を申し上げたいと思います。