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第7回観月祭 祭典奉仕者の所感

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神道文化学部長 武田秀章

2017年2月20日更新

必死でご奉仕しました(神道文化学部2年 菊池さん)

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今回の観月祭で、祭員として奉仕させていただきました。
舞楽の披露に先立って、熊本地震の復興を祈るという重要なお役目を頂戴したのです。

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あれほど大勢の人たちに囲まれて祭典を行ったとは、これまで一度もありませんでした。
今まで感じたことのない重圧の中、必死でご奉仕しました。

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無事祭典を務め終えたのちは、斎庭係の方々と共に、裏方のお手伝いをして過ごしました。それまでは御奉仕で精一杯でしたが、裏方に回ってみると、いろいろなことに気付きました。
まず会場壁面に映し出された映像の美しさ、その撮影や照明のクオリティの高さに驚きました。学生のみのイベントでは到底あり得ないような、磨き抜かれた美しさが、そこにはありました。

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会場では、多くの先生方が見守っていてくださいました。多数の教職員の方々に支えらてこその観月祭であることを、しみじみと実感しました。
一在学生として、本学で観月祭が行われていることを、とても嬉しく誇らしく思っています。
また来年も、皆と力をあわせ、より良い観月祭を運営していきたいものと願っています。

 

復興の祈り(神道文化学部3年 椿さん)

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このたびの第七回観月祭で、斎主として御奉仕させていただきました。昨年度の観月祭の時と同じ所役ではありますが、今回は、熊本地震の復興祈願を籠めた祭典です、一層の重責を負っての御奉仕となりました。

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斎主の大切な務めは、祝詞の作成です。その作文にあたっては、より良いものを奏上出来るよう、幾度も手直しを重ねました。神様に復興の祈りをお届け出来るものになっているかどうか、繰り返し確認しました。

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いよいよ迎えた祭典本番。千人にも及ぶ参列者の方々を前にして、直前まで緊張の余り手が震えていました。
けれども、いざ祝詞奏上を始めると、自ずから心が落ち着きました。おかげさまで恙無くご祈願を捧げる事が出来ました。

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祭典が終わった直後は、自らの所役を全う出来たことに、只々胸を撫でおろすばかりでした。けれども時間の経過と共に、深い喜びと達成感が、滾々と込み上げて参りました。
神道文化学部は、わが国の心を学ぶ学部です。このような大事な祭典で、真心を籠めた御奉仕が叶いました事を、とても誇らしく思っています。

 

武田秀章学部長より

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第七回目の観月祭は、熊本震災復興の祈願を籠めて行われました。
昨年夏、神道文化学部の教員学生有志は、熊本に赴き被災地支援のボランティア活動を行いました。
そうした中から、「このたびの観月祭を、熊本震災復興の祈願を籠めて行いたい」という思いが高まってきたのです、祭典奉仕の学生諸君は、そんなわれわれの思いを、しっかりと神さまに届けてくれました。
観月祭が本学ならではの「祈りの行事」として受け継がれていくことを、心から祈念したいと思います。

(写真 神道文化学部教員・学生有志)

このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部

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