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神道文化学部 奉職内定者懇談会(平成28年12月20日)

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神道文化学部長 武田秀章

2017年2月23日更新

神道文化学部では、卒業生の約6割が神職として奉職します。
先般、奉職内定者との懇談会を開催しました。
その様子をお伝えしましょう。

2812神文奉職内定者座談会01

「私は社家出身ではありませんが、当初から女子神職として奉職したいと思っていました。4月以来、神道研修事務課に通って『女子可、男女不問』のお宮を探しました。当初は首都圏の神社を目指していましたが、5月以降は地方の神社にも視野を広げました。そんな折柄、ある100万都市の名社から、男女不問の求人が寄せられたのです。いの一番に名乗りを上げました。筆記試験、1時間に及ぶ面接を経て、おかげさまで内定の通知をいただくことができました。『最後まであきらめない者にだけ、道は開ける。』今、この言葉をしみじみと噛み締めています。

2812神文奉職内定者座談会02

「私は当初から神社の事務職を目指してきました。『自分の得意分野は事務仕事。』かねてそう考えてきたからです。願ってもないことに、首都圏の大きな神社から事務職の求人がありました。試験は2日間にわたって行われました。初日は適性検査とSPI試験、2日目が面接でした。おかげさまで内定をいただくことができました。奉職後は、新入職員として精一杯お勤めしたいものと願っています」

2812神文奉職内定者座談会03

「私は海外出身者です。日本の神道に憧れて神道文化学部に入学しました。3年次、京都の神社で実習させていただきました。それ以来、京都のお宮で奉職することが私の夢になりました。幸いにも、憧れの神社から受験の機会をいただき、奉職内定をいただくことができました。まことに夢のような僥倖です。卒業後、母国での兵役を務めたのち、正式に奉職させていただく予定です。ゆくゆくは日本に帰化し、神道人として生涯を全うしたいものと願っています」

2812神文奉職内定者座談会04

「『首都圏の神社に奉職しようか、それとも地元の神社にしようか…』4年次になっても、そんな迷いを拭い去ることができませんした。自分なりに考え抜き、また先生方にも相談して、地元の大きな神社の奉職試験を受けさせていただきました。筆記と面接を経て、幸いにも内定をいただくことができました。ゆくゆくは実家で奉仕しているお宮に戻ることになります。『地域貢献』が出来る神職を目指して、頑張っていきたいと思っています」

2812神文奉職内定者座談会05

「私の実家で奉仕している神社は結婚式場を経営しています。『結婚式が盛んな神社に奉職して経験を積みたい。』これが私の目標でした。求人票の到来を待つのではなく、自分の方から目指す神社にご連絡申し上げ、奉職をお願いさせていただきました。おかげさまで、筆記と面接を経て、神前結婚式で知られる由緒正しい神社から、奉職内定をいただくことができました。奉職活動にも目的意識が欠かせません。後輩の皆さんにも、自分なりの目標を定めた奉職活動を、ぜひともお勧めしたいと思います」

2812神文奉職内定者座談会06

「神道研修事務課には全国から求人票が届きます。迷うこともしばしばです。そんな折柄、私は、ある神社の例祭を見学させていただきました。街をあげて盛り上がる祭礼の様子、神社と街の一体感に、とても心を打たれました。『せひこのお宮に奉職させていただきたい…』そんな気持ちがこみ上げてきました。おかげさまで、その神社から、奉職内定のお知らせをいただくことができたのです。暫く経験を積ませていただいたのち、実家で奉仕しているお宮に戻りたいと思っています」

2812神文奉職内定者座談会07

「女子の奉職は難しいと言われています。確かにその通りです。けれどもご縁ほど不思議なものはありません。懸命に生きていると、思わぬご縁が広がっていくことがあります。女子の皆さん、御神縁を信じて頑張ってください」

2812神文奉職内定者座談会08

「人生で大切なのは打たれ強さ。何度ダウンしても立ち上がる大国主神が、われわれのお手本です」

2812神文奉職内定者座談会09

皆さん、奉職内定おめでとうございます。
祭りの国」の未来は、皆さんの双肩にかかっています。
津々浦々でのご活躍を、期待してやみません。

このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部

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