本学恒例の風物詩「観月祭」。
5月7日(土)午後、その「稽古始め」が有栖川宮記念ホールで開催されました。
観月祭を担う神道系各サークル(青葉雅楽会・瑞玉会・禮法研究会・みすゞ会・若木睦・萌黄会等)の精鋭が結集。
学部長挨拶ののち、観月祭のご指導・ご統括をいただく小野貴嗣先生(小野雅楽会会長・東京都神社庁長・本学兼任講師)から訓示をいただきました。
舞楽 小野亮貴先生(小野雅楽会) 佐藤健三先生(小野雅楽会)
篳篥 石井教昭先生(小野雅楽会)
龍笛 木原良二先生(小野雅楽会)
鳳笙 真鍋尚之先生(小野雅楽会)
神楽舞・祭祀舞 御田村洋子先生(東京都神社庁祭祀舞講師補)
さっそくグループに別れ、ミーティングと稽古に入りました。
篳篥
篳篥の鋭い響き。
ホールいっぱいに谺します。
鳳笙
小野貴嗣先生自ら奏者の技量を点検。
先生の面前で、順番にソロを奏でていきます…。
龍笛
まずは手拍子で神楽歌。
楽譜に先生のご指示を書き込み。
楽曲の合奏。
先生の表情と手振りを注視。
龍笛の嫋々たるハーモニー。
自ずから「秋の夜の月」が髣髴とするかのよう。
本年度の観月祭も「ホームカミングデー」と同日、10月15日(土)午後4時(予定)より斎行されます。
会場も昨年同様、130周年記念5号館1階ピロティ。
既に演目も決まりました。
管絃 「傾盃楽」「抜頭」
祭祀舞「豊栄舞」「浦安舞」
左舞 「賀殿急」
右舞 「延喜楽」
全国のご父兄が心待ちにする「感動の観月祭」。
此度もまた、学生諸君の底力が遺憾なく発揮されるに違いありません。