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大学卓球で磨くこころと技術 そして飛躍へ

全国6位を成し遂げた卓球部女子選手が語る4年間の成長 前編

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卓球部 小島叶愛選手(初教4)・阿部里歩選手(神文4)・小林美結選手(経ネ4)

2021年11月20日更新

 来年、創部75周年の節目を迎える國學院大學卓球部。この2年間はコロナ禍で活動を制約されながらも、女子は今年の全日本大学総合卓球選手権大会(インカレ)団体の部で6位入賞を果たした。卓球は今、五輪で3大会連続のメダル獲得、全国のチームが優勝争いを演じるTリーグの発足などにより熱気に満ち溢れている。1年生のときからレギュラーとして活躍し、全国上位の実力をもつ前主将の小島叶愛選手(初教4)、阿部里歩選手(神文4)、選手兼主務としてチームを支えた小林美結選手(経ネ4)の4年生3人は、こうした卓球人気のなか、大学4年間で何を掴み取り、どう成長に繋げたのだろうか。それぞれの熱い思いを聞いた。

【後編】周囲の支えに感謝 次は支える側に

左から小島叶愛選手(初教4)、阿部里歩選手(神文4)、小林美結選手(経ネ4)

技術力を磨き、自立心や責任感も

――大学4年間の競技生活での自身の成長は。

小島 高校生までは、がむしゃらに攻めることだけを意識し、試合をしていました。大学生になり、技術面では攻撃だけでなく、守りを重視し、バランスの取れた形に変えることができたと思っています。守りを固めてミスを誘発し、攻撃に転じて勝ちにつなげようということです。

 精神面では自ら考えて実践するという習慣を身に付けることができました。高校でも自ら考え行動する環境ではありましたが、私自身のレベルが追いついていませんでした。大学生になり、さまざまな高校から集まった部員たちの知恵を借りたことで、練習の仕方や戦術の工夫をすることができました。

 4年生になって主将に就いたことで、常にチーム全体のことを考えるようになり、「チームの勝利に貢献する」強い思いを持ってプレーするように実践してきました。

試合に不可欠な平常心

阿部 私も高校時代に比べ技術面と精神面の両方で大きな変化を感じています。技術面では町田幸希コーチ(同部OB)から指導を受け、サーブに自信が持てるようになりました。サーブがうまいと相手はサーブを返すのに精一杯になり、3球目を有利に打ち込むことができ、得点の可能性が高まります。

 試合に自信を持って臨むなど、精神面のセルフコントロールの重要さに気付き、実践できたことも自身の成長では見逃せない点です。入学当初、卓球強豪校である大阪の四天王寺高校出身という過剰な自意識がプレッシャーになり、成果が思うように出せずにいました。2年ぶりに開かれた今年のインカレ予選リーグでは、緊張から不調に見舞われるときもありました。そんな時、小島、小林の同期の2選手が「大丈夫だよ!」と励ましてくれたことがきっかけで、気持ちを切り替えられ、チームに貢献することができました。

小林 高校時代と大学時代を比べると、時間的には連続しているとはいえ、私も明確な変化を感じています。大学の練習は、改善すべき点は自ら積極的に変えて、それを実行に移すことが必要なので、そのように改めました。これは私にとっての変化であり、成長の一つではないかと捉えています。一方で、いざ試合となると勝つことは容易でないという現実に何度も直面し、そのたびにプレー技術とメンタル面を最良の状態に保つことがいかに重要かを思い知らされました。

 3年生からは、選手の傍らでチームをサポートする主務の役目も任されるという貴重な体験をしました。選手と主務の両立は、周囲の協力があったからこそできたことです。仲間の大切さに改めて気付かされました。大学4年間は卓球に一番濃密に向き合えた時期だったと思います。

 

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