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探究心を育む教育

SUKU SUKU SCHOOL(1月放送)

  • 人間開発学部
  • 健康体育学科
  • 初等教育学科
  • 子ども支援学科
  • 全ての方向け
  • 教育
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人間開発学部 教授 田村 学

2021年2月10日更新

FMヨコハマの番組『Lovely Day♡』では、毎週月曜日の11:20に國學院大學人間開発学部が提供するミニコーナー『SUKU SUKU SCHOOL』をお送りしています。この番組では、人間開発学部の教員が、『子供が すくすく 育つ 』子育てワンポイントアドバイスをしています。ここでは、今まで放送された内容をまとめたものを定期的に記事として配信しています。

子どもは好奇心の塊

 子どもの「なぜ?」「どうして?」はのちの「思考力」や「観察力」にもつながる大切な心です。子どもは好奇心の塊。そんな子どもたちの持っている「探究しようとする気持ち」を大事にしてください。
知的なこの「探究心」は、自然の中で生き物や植物に触れ合うシーンでよくみられます。ダンゴムシを捕まえたり、野菜を育てたり、実際に手に触れ関わることで、子どもたちの興味はどんどん広がります。親御さんはこの時の子どもの変化や成長を大切にして、環境を整えてあげてください。

 

共感し子どもの思いや願いを膨らまそう 

 はじめは小さな好奇心でも親御さんの関わり方一つで子どもの興味はどんどん大きくなったり、反対にしぼんでしまったりすることがあります。
例えば、お子さんが虫を捕まえて持って帰ってきた時、「ダメダメ」と頭ごなしに否定してしまっていませんか。子どもが興味を持ったことに共感し、きちんと応えてあげてください。すると子どもは、「興味」が「好奇心」に変わり、そして「もっと研究してみたい」とか「自分でやってみたい」という気持ちになります。ここを伸ばしてあげられるかどうかは、とても重要です。
 大人は先の見通しから制御してしまうことがありますが、それでは子どもの思いや願いは膨らみません。プロセスを重視し、お子さんに寄り添い、一緒にやってみるという姿勢を見せましょう。

 
対話で育む子どもの思考力

 親子の会話は子どもの想像力や思考力を育む絶好の機会です。子どもは会話をする時、こちらが思っている以上に頭の中をフル回転しています。会話のキャッチボールの中でいろいろな想像が膨らんで、とてもワクワクしているのです。親御さんは子どもの成長の変化も感じられますし、お子さんは、コミュニケーション力や思考力が身につきます。できるだけたくさんお子さんと会話してほしいと思います。 

 

自らを見つめ成長を自覚しよう

 子どもたちが自信を持っていくということはとても大事なことです。自信のつけ方には二つあり、一つは他者から認めてもらう承認欲求。そしてもう一つが自らの成長を自覚し「I’m OK!」といえる自己肯定感です。
 日本の子どもたちはこの自己肯定感が弱いといわれていますが、小さな頃にこの心を育むことは、自己実現のためにも大変重要です。昨今のSNS時代、他者から認めてもらう「承認欲求」によって自信を持つ傾向が広がっています。ぜひ子どもたちには承認欲求だけでなく、時には周りを気にせず、自分を信じて突き進めるような自信も身につけてほしいですね。

 

 

番組情報

FMヨコハマ Lovely Day♡ 
番組内ミニコーナー『SUKU SUKU SCHOOL』

毎週月曜 11:20~   周波数 FM 84.7

https://www.fmyokohama.co.jp/pc/program/LovelyDay

 

田村 学

研究分野

教科教育学(生活・総合的な学習の時間)、教育方法学、カリキュラム論

論文

小学校プログラミング学習の学習到達目標と学習評価規準(2019/03/09)

「学習指導要領の改訂における重要な議論や児童生徒に求められる資質・能力」(2018/11/30)

このページに対するお問い合せ先: 総合企画部広報課

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