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観光まちづくり演習Ⅲ・相模原スタジオ現地報告会が開催されました(令和7(2025)年7月19日)

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2025年7月22日更新

 観光まちづくり学部の3年次前期必修科目「観光まちづくり演習Ⅲ」の一環として、「相模原スタジオ」の現地報告会が7月19日、津久井生涯学習センターにて開催されました。

 この演習では、学生たちが複数の地域に分かれ、観光による地域課題の解決を目指す「観光まちづくり」の構想をグループで立案。4月から現地に足を運び、地域の環境・社会・経済的な特性を調査・分析したうえで、各自でテーマを設定。教員や地域関係者の助言を受けながら、実践的な計画を取りまとめてきました。報告会では、その成果を地域住民や自治体職員の方々に向けて発表しました。

今回は以下の3つのテーマに基づき、それぞれ4チームが提案を行いました。

①甲州道中小原宿の歴史・文化を活かした観光まちづくり

②藤野の自然・文化・産業を活かした持続可能な観光まちづくり

③道志川沿い周辺のキャンプ場と地域の連携を深める観光まちづくり

 テーマ①では、小原宿本陣を中心とした来訪者増加のための取り組みや、歴史への関心を高める再来訪促進策などが提案されました。テーマ②では、藤野地区の自然や交通の特性に着目し、ジビエのブランド化や、陣馬山・アート・ゆずを組み合わせた観光プランが紹介されました。テーマ③では、キャンプ場を活用した地域滞在型インターンシップの導入や、マーケット開催による地域交流の促進案などが発表されました。

 発表を聞いた自治体職員の方からは、「行政ではなかなか出てこない視点の提案で、大変参考になった。調査に基づいた内容で、今後前向きに導入を検討したい」との感想が寄せられました。また、発表を終えた学生からは、「調査を通じて、これまで気づいていなかった地域の魅力をたくさん発見できた。地元の方々の温かさにも触れることができ、今後も継続的に関わっていきたい」と振り返る声が聞かれました。

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