令和7(2025)年5月24日、たまプラーザキャンパスで、「たまプラーザ宇宙の学校2025」の開校式と第1回スクーリングが開催されました。15回目を迎えた今年は約60組120名の親子が参加しました。
「宇宙の学校」は、人間開発学部の活性化事業「人間開発・花咲くプログラム」のひとつとして、小学校低学年の児童とその保護者を対象に毎年開催されています。共に学びを深める場として全3回で構成されており、企画・運営はすべて学部学生が担当。宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センターや、NPO法人「子ども・宇宙・未来の会」(KU-MA)の協力で実施しています。
開校式では、校長を務める近藤良彦・人間開発学部教授が「宇宙」をテーマにミニ授業を行い、その後、傘袋を使ったロケット工作に取り組みました。学生たちは、試行錯誤しながら作業に挑む子どもたちを丁寧にサポート。参加した初等教育学科4年の学生は、「子どもたちが完成させた傘袋ロケットがよく飛んで、嬉しそうに笑っている様子を見られてよかった」と話し、参加児童は「羽根の位置を工夫して遠くに飛ばすことができた」と話してくれました。
「宇宙の学校」は、7月まで月1回のペースで開催され、最終回には子どもたちによる成果レポートの発表も予定されています。