令和6年2月17日(土)3限~4限の時間帯で、0509教室において神道文化学部主催の「女子学生のための就職セミナー」を開講しました。
本セミナーは、これから奉職・就職活動を考え始める2年生・1年生を対象とし、活動する上での進め方やそれぞれが漠然と感じる疑問や不安を解消する機会にしたいと企画したもので、院友神職会の支援を受けています。
今回は、特に一般企業や公務員などへの就職に主眼を置き、キャリアサポート課の協力のもと、同課の就職アドバイザー・竹内慶子先生、本学部4年生の就職内定者として4名の女子学生をお招きし、それぞれお話をしていただきました。
当日の様子
はじめに、キャリアサポート課の職員から、「自分の将来(キャリア)を考えるためのガイダンス」と題して、これから就職・奉職の活動をする際、しっかりと自身の将来像をイメージすることの重要性などについて話がありました。特に就職活動で職種によって準備する要素が異なることについての具体的な説明や、活動する上でのさまざまな支援をキャリアサポート課で行っていることの紹介がありました。
次に内定者より、就職活動における体験談や所感等を話してもらいました。一人ずつ話してもらうなかで、参加学生に共通して伝えていたアドバイスは、「早い時期から就職・奉職活動を始めた方がよい」「キャリアサポート課はサポート体制が整っているので、もっと積極的に相談へ行くように」といったことです。また、地方出身者で実家が神職をしている学生からは、地元に戻って親と共に神社を支えるために、地元の公務員を志望して就職活動に臨んだことなど、神道文化学部ならではの体験談を話してもらいました。参加学生は、メモを取りながら熱心に聞いてました。
その後、竹内先生から、女子学生の就職活動についての心構えと、社会人となった際には、10年先、20年先の自身のライフスタイルまでをしっかりと考えるライフデザインの必要性について、ご自身の経験談を交えながらお話しいただきました。
竹内先生の説明
意見交換会
最後は、参加者と講師、教職員を含めた全員での意見交換会(フリートーク)です。竹内先生やキャリアサポート課の職員、内定者の4年生からの熱意ある助言により、参加学生は抱えている疑問点が一つずつ解消され、いつしか緊張した面持ちもほぐれていき、不安を抱える一人ひとりに寄りそうセミナーとなりました。
今後も神道文化学部では、これから就職活動の準備を進めていく女子学生の就職・奉職対策のためのセミナーを開催していく予定です。