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渋谷4大学主催 連携講演会 「子育てと食育」

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2022年11月26日更新

 渋谷区にキャンパスを有する4つの大学(青山学院大学、國學院大學、実践女子大学・短期大学部、聖心女子大学)が、4大学の学術資産をもとに社会に貢献することを目的として、地域開放型の4大学連携講演会を開催しています。令和元(2019)年以降は、コロナ禍のために実施を控えておりましたが、ようやく第3回目として、本日14時より本学渋谷キャンパスにて、「子育てと食育」をテーマに、4大学の教員たちによる講演会を開催いたしました。

 冒頭、針本正行学長からの挨拶のあと、鈴木みゆき・人間開発学部教授より、今回のテーマ「子育てと食育」は、先進的な給食プロジェクトを実践する渋谷区において、4大学が連携して地域に貢献し得る内容として設定した旨の説明がなされました。引き続き、鈴木教授より、「子ども」「食」についての講演がなされ、生活リズムや流れの中での「食」を大切に、子どもの生活全体から「食」を考える必要があると述べました。

 次に実践女子大学の・短期大学部の井口眞美准教授と辛島順子准教授が「保育園の食育活動への参加から見てきたこと」と題して講演。井口准教授からは保育園における学生たちの実習活動からの気づき、辛島准教授からはそもそも「食育」が「食育基本法」に基づき実践されていることなどについて話されました。

 聖心女子大学の河邉貴子教授は、「園生活における「食」と子ども」と題して講演され、ご自分の幼稚園などのご体験などから驚くほどの偏食であっても、やがて克服して立派に成長した子どもたちの事例などを話されました。

 第2部では、4名の教員たちが登壇してパネルディスカッションが行われ、子どもの成育における「食」の重要性について、それぞれが専門とする研究の視点から話をしました。最後は事前に寄せられた質問に応え、「偏食の子どもたちに無理はさせないでほしい」、「生活のリズムの中に「食」があることを意識してほしい」等のアドバイスがなされました。

 

 

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