令和5年度 オンライン公開講座
「日本の神話をどう読むか」
【講座概要】
日本神話というと、古事記、日本書紀、そして風土記に記された神々の話を指します。8世紀にまとめられた文献というと、古い話だといえるでしょう。しかし、神話はそこから動き出します。時代を経て、変貌する神、また外の地域と比較をすることで見えてくる側面もあります。本講座では、日本神話について基礎知識から知り、その豊かな広がりを時代と地域の観点から見ていきます。
【講師】
・コーディネーター:平藤 喜久子(國學院大學神道文化学部教授)
〈研究分野〉
・神話学、宗教学
〈主な著書〉
・『神話の歩き方』 (集英社、2022年)
・『神話でたどる日本の神々』 (ちくまプリマ-新書、2021年)
・『世界の神様解剖図鑑』 (エクスナレッジ、2020年)
・『いきもので読む、日本の神話』 (東洋館出版、2019年)
・斎藤 英喜(佛教大学歴史学部教授)
〈研究分野〉
・日本神話及び祭祀
・呪術に関する研究
〈主な著書〉
・『古事記 不思議な1300年史』 (新人物従来社、2012年)
・『荒ぶるスサノヲ、七変化-〈中世神話〉の世界』 (吉川弘文館、2012年)
・『古事記はいかに読まれてきたか〈神話〉の変貌』 (吉川弘文館、2012年)
・『増補 いざなぎ流 祭文と儀礼』 (法蔵館文庫、2019年)
【第1回】 「日本神話の基礎知識」
講師:平藤 喜久子(コーディネーター、國學院大學神道文化学部教授)
概要:古事記、日本書紀、風土記とは、どんな史料なのか、なんのために生み出され、どのような内容を持つものなのか、といった基礎知識を知った上で、どのような読み解き方があるのかを学びます。
【第2回】 「荒ぶるスサノヲの変貌」
講師:斎藤 英喜(佛教大学歴史学部教授)
概要:荒ぶる神スサノヲといえば、ヤマタノヲロチ神話などで有名です。しかしスサノヲの活躍は古代だけではありません。祇園祭の祭神、出雲大社の隠れた神など、知られざるスサノヲをの変貌をご紹介します。
【第3回】 「日本の神話を比較する」
講師:平藤 喜久子(コーディネーター、國學院大學神道文化学部教授)
概要:神話学とは、一つの神話をみるのではなく、複数の神話を比較、対照させて研究をする学問です。この立場で日本の神話を見つめ、見本神話、日本の文化、日本人、人間について考えてみます。
申込締切日 |
令和6年1月24日(水) |
受講方法 |
オンデマンド(録画)配信 (YouTube限定公開) 1回:60分 配信期間内であれば、ご都合の良いお時間に何時でもご受講頂けます。 |
配信期間 |
令和5年11月8日(水)~1月31日(水) |
受講料 |
4,500円(全3回) |
申 込 方 法 |
・上記公開講座専用ページからお申し込みください。 専用ページ内から、クレジットカード決済又はコンビニ支払いの決済方法をお選びいただけます。 |
お問い合わせ |
國學院大學エクステンションセンター TEL:03-5466-0270 e-mail : jigyou★kokugakuin.ac.jp (★を@に変えてください) |
※視聴には、各自のデバイス(パソコン・スマートフォン・タブレットなど)及び、
通信容量を気にせずアクセスできるインターネット環境が必要となります。