「学士課程教育における共通教育ー次なるステージへー」
【日時】 平成29年2月18日(土) 13:00~
※17:30~情報交換会
【会場】 國學院大學渋谷キャンパス 常磐松ホール
(情報交換会はメモリアルレストラン)
【定員】250名(先着)
【企画趣旨】
現在、学士課程教育の質保証とその成果の「測定・可視化」の必要性が声高に叫ばれている。また、グローバル化や予測困難な時代に対応できる人材育成に対応するため、かつての「教養教育」をあらたに「共通教育」「基盤教育」等の名称のもとに大きく改編する動きが見られるようになった。
共通教育が学士課程教育の基幹をなすものとの認識は、日本の各大学で広く共有されつつあるものの、その教育成果は専門課程教育に比べて見えにくく、プログラムとしての運用や質保証の難しさという問題は依然、多くの大学において大きな課題となっている。しかし、もし共通教育が学士課程教育の基幹であるとするのならば、そのプログラムの構築と運用は、各大学の教育改革の成功を左右するものともいえよう。
以上の問題意識のもと、本シンポジウムでは共通教育プログラムをめぐる課題について、2016、2017年度に新共通教育カリキュラムをスタートさせた立教大学、東洋大学、國學院大學の共通教育プログラムの事例から検討してみたい。具体的には、各大学が既存の「教養教育」のいかなる点が問題であり、それを新しい共通教育プログラムを通じてどのように克服しようと試みたのか、主に質保証、学修成果の可視化、さらには専門教育課程との連続性という観点から検討する。そのうえで、これからの私立大学における共通教育プログラム運営に際して立ち現れる課題を浮かび上がらせ、その解決策について議論を試みたい。
【主催】 國學院大學教育開発推進機構
第1部 基調講演 13:10~14:10
「学士課程教育における共通教育の質保証:カリキュラムの方向性と成果アセスメント」
山田礼子氏(同志社大学高等教育・学生研究センター長、社会学部教授)
第2部 シンポジウム 14:25~17:00
【各大学からの報告】
「RIKKYO Learning Style における全学共通科目」
佐々木一也氏(立教大学全学共通カリキュラム運営センター部長、文学部教授)
「基盤教育の改革と東洋大学スタンダード」
神田雄一氏(東洋大学副学長、教務部長、理工学部教授)
「國學院大學の共通教育改革:課題と展望」
大久保桂子氏(國學院大學副学長、教務部長、共通教育センター長、文学部教授)
【総括討論】
司会 柴﨑和夫氏(國學院大學教育開発推進機構長、人間開発学部教授)
情報交換会 17:30~
登壇者を交えた情報交換会を予定しております。出席される場合の参加費は3,000円5,000円です。
※2/6 情報交換会の参加費を変更致しました。
参加申込方法
下記フォームよりお申込みください。定員に達し次第締め切ります。 (先着)
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問合せ先
國學院大學 教育開発推進機構
Tel:03-5466-6744/Fax:03-5466-6742