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部員の半数は4年生の危機
少林寺拳法で心身を磨く

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少林寺拳法部 

2021年7月21日更新

 渋谷キャンパス130周年記念5号館の多目的ホール。広々とした畳敷きの道場で3人の少林寺拳法部員が稽古を続けていた。先頭に立って声を出す副将の門田あみさん(法3)は「人数が少ないので練習に活気や迫力が欠けてしまう」と話す。現在部員は9人いるが、5人が4年生と半数以上を占める。3年生が2人、1,2年生は1人ずつという現状に「コロナ禍で新入生の勧誘活動が思うようにできなかった。来年に向けて心配」と門田さん。

 「少林寺拳法」は昭和22年に日本国内で始まった武道だ。「空手道と合気道のいいとこどり」(門田さん)というように突きや蹴りなどの剛法と投げ技・固め技などの柔法などからなる。中学生の時に少林寺拳法部の顧問だった恩師に誘われて始めたという西館幸祐さん(法2)は、部内唯一の2年生。「身長や体格差があっても小柄な人が相手を倒すことができる。運動経験や体力がなく継続する中で心身が鍛えられて自信がつく。おかげで受験も乗り越えられた」と鍛錬の成果を口にする。

 部員たちのモチベーションの一つは、昇級、昇段だという。現在初段の門田さんは「卒業までに二段になりたい」と話す。昇級、昇段の為の試験では、受験する段や階によって課される演武が違うため、部員たちの練習メニューも変わってくる。「2人一組になって行う練習が多いが、人数が少ないので部員の課題にあった練習がなかなか一度にできない」(門田さん)と練習には試行錯誤が続く。

 昇級、昇段以外にも年2回大きな大会が待っている。春には、関東学生大会が開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で開催の見通しは立っていない。11月には全日本学生大会が開催予定で、上位進出を目指す。

 部員の中では、大学入学後に少林寺拳法を始めた人が半数だという。「少林寺拳法は護身術。高校までは文化部だったが体を鍛えたい、武道をやってみたいと入ってくれた人もいる。少林寺拳法を始める女性のなかには、自分で自分の身を守りたいという理由で入る人が多い」と話す門田さんは「ぜひ女子学生の仲間を増やしたい」と目を輝かせた。


少林寺拳法部 練習は、渋谷キャンパスで週3日(水・金・土)。18時から21時まで。基本動作の突きや蹴りの練習、単独演武の練習のほか、防具をつけて突きや蹴りの練習をする。「体幹が鍛えられ姿勢が良くなりました」と門田さん。日常生活にも好影響がありそうだ。

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