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モータースポーツに親しむ自動車部
運転も整備もチーム一丸

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自動車部 

2021年5月28日更新

 自動車を使って運転技術や速さを競うモータースポーツに親しむ学生たちがいる。國學院大學自動車部には男女5人が所属し、本学相模原グラウンドを拠点に活動している。自動車競技の一種、指定のコースでパイロンと呼ばれる目印をすり抜け、タイムを競う「ジムカーナ」や軽自動車の耐久レース出場を目指し、運転技術の向上や、車両の整備を行う。

自動車部提供

 機械整備に興味があって入部したという青山友幸主将(神文4)は「自動車競技は大学からでないと始められない競技。ジムカーナの団体戦には、3人以上で出場できる。軽自動車耐久レースでは、ドライバーが交代しながら5、6時間走り続ける。ドライバーだけでなく、燃費の計算や不具合を対処するピット技術も必要でチームの力が問われる。リーダーを中心に、ドライバー、車両の整備を担当するメンバーの団結、情報共有が重要になる」と話す。

 自動車部は長く部員不在の時代が続いたが、卒業生らが中心となって平成29年に復活。翌年には公式戦に出場し活動を続けている。ナンバープレートを付けない競技用の車両2台は部で保有。先輩や卒業生が資金を出し合い購入した。日々の活動は月に1,2回、相模原グラウンドで行う車両の整備が中心。レンタルカートなどで運転技術も磨いている。

自動車部所有の車両を整備する部員たち(同部提供)

 今年は、10月に行われる大学生の軽自動車耐久レースで完走することが目標だ。青山主将は「レースに出場するには運転や整備に人数が必要。人数が少ない現在は、一人一人の負担が大きい。車が好きな人や機械いじりをしてみたい人に加わってもらいたい。入部の時に運転免許を取得していない部員も多い。私も入部後に自動車教習所に通った。大学で新しいことに取り組んでみたい人はぜひ」と1,2年生に呼びかける。


自動車部 昭和32年創部。全日本学生自動車連盟関東支部所属。現在部員は、4年生2人、2年生3人(うち1人は女子学生)。新春の箱根駅伝では卒業生有志と一緒に応援ののぼり、横断幕を沿道に輸送するボランティアを行う。

 

 

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