『国際研究フォーラム「東アジアのグローバル化と宗教文化」報告書』

2018年3月5日更新

2018年3月2日更新

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國學院大學日本文化研究所『国際研究フォーラム「東アジアのグローバル化と宗教文化」報告書』平成30(2018)年2月

 「本報告書は、2016 年10 月16 日に國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所の主催で開催された国際研究フォーラム「東アジアのグローバル化と宗教文化」における議論をまとめたものである。
 フォーラムの趣旨は、グローバル化と高度情報化を受けて、特に1990 年代以降、地域を問わず宗教文化をめぐって大きな変動があったということを踏まえ、その変動が実際にどのような形で現れているか、またそれが人々の宗教に対する意識や関心にどのように反映されているのかといったことを議論しようとするものであった。更に、これを日本という一国だけに焦点を合わせるのではなく、東アジアという地域に的を絞り、その共通性と差異にも目を向けながら検討することを試みた。
 パネリストとして、川田進氏、Wei-hsian Chi 氏、Benjamin Penny 氏の三名をお呼びし、日本文化研究所からは井上が登壇した。本報告書には、当日の発表をもとにした論文をこれら四名のパネリストから寄せて頂き、Chi 氏とPenny 氏のものについては、その日本語訳を作成し、それらを収録している。
 なお、本フォーラムの前日である10 月15 日に、関連企画として国際ワークショップ East Asian Regional Preliminary Workshop for SISR 2017“ Globalizations and Religious Cultures in East Asia”を開催した。このワークショップは、本フォーラムと連続した問題意識の下で行われたもので、東アジアからの若手研究者を中心に、英語で研究成果を発表し、議論を行った。このワークショップについては別途報告書を刊行しているので、関心のある方には手にとって頂きたい。」(井上順孝「はじめに」)

 

報告書のPDFは以下のリンク先からダウンロードすることができる。

 

『国際研究フォーラム「東アジアのグローバル化と宗教文化」報告書』(PDF: 5.7M)

 

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