来年1月2、3日に東京・大手町から神奈川・芦ノ湖畔までの往復で行われる第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する陸上競技部の壮行会が令和7(2025)年12月12日、渋谷キャンパスで開催されました。会場となったキャンパスモールには、学生、教職員や同部ファン、報道関係の方など大勢が詰めかけました。

前田康弘監督(前列左端)と選手・主務たち
はじめに佐栁正三理事長が「事のなるは、艱苦の時にあり。人の敗るるは、多く得意の時に在り」という言葉を紹介し、「この言葉は、成功する時は苦労したことにあり、苦労した時に成功する。そして、得意絶頂の時ほど失敗の種が蒔かれていくという意味である。改めて箱根駅伝に向けてこの言葉をかみしめて望んで欲しいと思う。自信は勝利の礎である。皆がさらに初心に立ち戻り、持てる最大の実力を発揮することを期待している」とエールを送りました。
その後、前田康弘監督が「今年のチームは、上級生を中心に非常に愛と信頼感のあるチームである。平成19(2007)年に監督に就任してから、箱根駅伝だけ優勝できていない。今年こそは達成できるように、ここから約3週間、全身全霊で、準備をして皆様にいい報告ができるように、頑張っていきたいと思う。引き続き応援をよろしくお願いします」と抱負を述べました。上原琉翔主将(健体4)も「箱根駅伝総合優勝を目標に、チームスローガンである「はばちかす~思いの継承、そして革新へ~」を掲げて、一年間練習に取り組んできた。選手たちに個人目標を立ててもらい、目標を達成するよう練習を徹底してきた。第102回の箱根駅伝で、國學院の名を轟かせるよう、引き続き練習に取り組み、堂々とスタートラインに立ちたいと思うので、応援のほどよろしくお願いいたします。」と力強く語り、各選手・主務が箱根駅伝への決意を述べました。
続いて針本学長から上原主将へ襷が授与され、参加者からは大きな歓声が送られていました。

針本学長(右)から上原主将への襷授与
壮行会の締めくくりには、全學應援團からエールが送られ、同部の活躍を願った参加者からの万雷の拍手が会場にあふれました。
陸上競技部は初の箱根駅伝総合優勝を目指して奮闘しています。ぜひ温かいご声援をお願い致します。
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