観光まちづくり学部の2年次必修科目「観光まちづくり演習Ⅱ」のフィールドワークが鎌倉市で実施されました。今回のフィールドワークでは、11月4日から9日までの期間で1日、グループで鎌倉市を訪問し、現地調査を実施しました。
この演習は2年次から3年次にかけて段階的に専門性を高める演習科目群の中核で、神奈川県鎌倉市を対象に地域分析を行っています。2年生約330人は55グループに分かれて、およそ4か月間にわたり、これまでに学んだ分析手法を駆使しながら、地域の特性や課題を明らかにしていきます。
11月9日には、29チームが鎌倉市でフィールドを実施。学生たちはグループごとに「観光行動」「ゴミ問題」「観光と防災」「歴史資源の活用」など多様なテーマを掲げてフィールドワークに挑み、それぞれが計画した手法を用いて調査を行いました。
学生たちからは「自分たちが立てたテーマに対して、明らかにしたかったことが分かった」「実際に現地で調査をしてみて、意外な発見や気づきがあった」といった手ごたえや、「事前に計画していた調査手法が思っていたよりうまくいかなかった」「チームで意見がまとまらず苦戦した」と難しさを語る声も寄せられました。
今後は、今回のフィールドワークやこれまでの調査の成果を発表する中間発表を経て分析を深め、来年初めには選抜されたグループが合同発表会で成果を発表・共有する予定です。
[今期の主なスケジュール]
| 11月18日(火) | 中間発表 |
| 12月23日(火) | スタジオ別発表(1スタジオあたり10~12グループが所属) |
| 1月20日(火) | 合同発表会 |

