令和6(2024)年7月18日、経済学部の2年次開講科目「政策デザイン」の最終授業が、東洋経済新報社の協力を得て実施されました。
この授業では、経済問題が起こりうる原因を探求し、その解決策としての制度や政策をデザインすることをテーマとして掲げています。
今年度は「ブラック企業はなぜ現れるのか、その解決策はあるのか?」を課題とし、受講生がグループで課題に取り組みました。
受講生たちは5月に実施した第1回目のプレゼンテーション後、新たなグループを組み今回の発表に向けて取り組んできました。
本日の授業では東洋経済新報社から4人のゲスト講師にお越しいただき、前回授業で実施したプレゼンテーションに対して、提示した事例や参考としたデータが適切かどうかなど細かく講評がなされるとともに、投影資料でのデータの示し方など発表方法についてもアドバイスが送られました。
ゲスト講師の評価で1位に選ばれたグループの学生たちは「調べていく中でどの情報が根拠として適切なのか、なにを重視すればいいのか判断するのが難しかった」と苦労した点を振り返りつつ、「5月に行った第1回の発表後に講師の方からいただいたアドバイスを、今回のグループに持ち寄って改善につなげることができました。この授業で学んだことを今後も活かしていきたいです」と意気込みを語ってくれました。